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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(Systemwalker共通ユーザー管理/Systemwalkerシングル・サインオン編)
Systemwalker

5.1.1 sqcSetSSOID(Systemwalkerシングル・サインオン機能設定コマンド)

sqcSetSSOID(Systemwalkerシングル・サインオン機能設定コマンド)について説明します。

■実行に必要な権限

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

■実行環境

運用管理クライアントで実行可能です。

■記述形式

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetSSOID.exe

{ -s [ -a <ユーザーID> ] | -u | -d }


■機能説明

運用管理クライアントで、Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定および設定解除を行います。また、管理コンソールを使用するユーザーの追加を行います。

設定を行うと、管理コンソールの管理コンソール定義タブが表示されます。設定を解除すると管理コンソール定義タブが表示されなくなります。

■オプション

-s

Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定を行います。単独で使用する場合は、Systemwalkerシングル・サインオン機能を有効化します。本オプションは、-uおよび-dオプションと同時に指定することはできません。

-a < ユーザーID >

Systemwalkerシングル・サインオン機能を使用する場合に、管理コンソールを使用するユーザーを追加します。本オプション指定時は、-sオプションの指定も必要です。本オプションは省略可能です。

ユーザーIDに使用可能な文字およびバイト数は以下になります。

  • 1~32バイト

  • 半角英数字および半角記号(“_”、“-”、“.”の3種類のみ使用可能)

-u

Systemwalkerシングル・サインオン機能を無効化します。本オプションは、-sおよび-dオプションと同時に指定することはできません。

-d

Systemwalkerシングル・サインオン機能の有効、無効の状態を表示します。本オプションは、-sおよび-uオプションと同時に指定することはできません。

■復帰値

0    : 正常終了

0以外: 異常終了

■使用例

Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定

>sqcSetSSOID.exe -s


管理コンソールを使用するユーザーの追加

>sqcSetSSOID.exe -s -a user1


Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定解除

>sqcSetSSOID.exe -u


Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定状態を表示

>sqcSetSSOID.exe -d


■実行結果/出力形式

Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定または解除が成功した場合

(Success) : sqcSetSSOID succeeded.


オプションの指定が誤っている場合

Usage : sqcSetSSOID.exe { -s [ -a <UserID> ] | -u | -d }


Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定状態の表示で、設定されている場合

SSO/ID : Set


Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定状態の表示で、設定解除されている場合

SSO/ID : Unset