sqcSetSSOID(Systemwalkerシングル・サインオン機能設定コマンド)について説明します。
■実行に必要な権限
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
■実行環境
運用管理クライアントで実行可能です。
■記述形式
<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetSSOID.exe | { -s [ -a <ユーザーID> ] | -u | -d } |
■機能説明
運用管理クライアントで、Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定および設定解除を行います。また、管理コンソールを使用するユーザーの追加を行います。
設定を行うと、管理コンソールの管理コンソール定義タブが表示されます。設定を解除すると管理コンソール定義タブが表示されなくなります。
■オプション
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定を行います。単独で使用する場合は、Systemwalkerシングル・サインオン機能を有効化します。本オプションは、-uおよび-dオプションと同時に指定することはできません。
Systemwalkerシングル・サインオン機能を使用する場合に、管理コンソールを使用するユーザーを追加します。本オプション指定時は、-sオプションの指定も必要です。本オプションは省略可能です。
ユーザーIDに使用可能な文字およびバイト数は以下になります。
1~32バイト
半角英数字および半角記号(“_”、“-”、“.”の3種類のみ使用可能)
Systemwalkerシングル・サインオン機能を無効化します。本オプションは、-sおよび-dオプションと同時に指定することはできません。
Systemwalkerシングル・サインオン機能の有効、無効の状態を表示します。本オプションは、-sおよび-uオプションと同時に指定することはできません。
■復帰値
0 : 正常終了
0以外: 異常終了
■使用例
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定
>sqcSetSSOID.exe -s |
管理コンソールを使用するユーザーの追加
>sqcSetSSOID.exe -s -a user1 |
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定解除
>sqcSetSSOID.exe -u |
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定状態を表示
>sqcSetSSOID.exe -d |
■実行結果/出力形式
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定または解除が成功した場合
(Success) : sqcSetSSOID succeeded. |
オプションの指定が誤っている場合
Usage : sqcSetSSOID.exe { -s [ -a <UserID> ] | -u | -d } |
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定状態の表示で、設定されている場合
SSO/ID : Set |
Systemwalkerシングル・サインオン機能の設定状態の表示で、設定解除されている場合
SSO/ID : Unset |