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Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編
Systemwalker

11.2.7 注意事項

分析画面を利用するにあたっての注意事項を説明します。


11.2.7.1 日付と時刻について

分析画面では、現在の日付と時刻を、クライアントマシンの時刻(年月日も含む)で判断します。

例えば、分析画面の起動直後の初期画面では、現在の年月日を含む週:日単位の「サマリ」画面が表示されますが、その「現在」とはクライアントマシン時刻上での現在ということになります。

また、期間選択リストで未来の期間は選択できませんが、この「未来」とは、クライアントマシン時刻より後のことを表します。

クライアントマシン時刻が遅れていると、それ以降の分析期間を選択できず、最新の編集結果が得られない場合があります。クライアントマシンは正しい日付・時刻にあわせておく必要があります。


11.2.7.2 URL移動時の動作について

分析画面を起動しているWebブラウザで他のWebページ(URL)へ移動すると、分析画面は終了します。

Webブラウザ上の[戻る]ボタンや[進む]ボタンによって分析画面のWebページに戻った場合には、分析画面は再起動されます。このとき、分析画面は、一度終了し再起動した場合と同様、設定ページでの設定や基準値モードは、以前の状態を保管していません(デフォルト値に戻っています)。


11.2.7.3 拡張子名の表示について

拡張子名の表示は、URL名の最終修飾子により表示方法が異なります。以下に詳細を示します。

URLの最終修飾子

表示される拡張子名

URL名がa.htmlの場合

html

URL名がa.gifの場合

gif

URL名がa.GIFの場合

GIF

URL名に拡張子が存在しない場合

<FILE>

URL名がディレクトリの場合

<DIRECTORY>

URL名がサーバのドメイン名の場合

<HOMEDIRECTORY>

パス名が取得できない場合

<NOTHING>


11.2.7.4 DNS変換不可時のホスト名とIPアドレス名表示について

利用状況DB環境定義ファイルに「SearchDNS=yes」を指定した場合、分析対象ログに格納されているクライアントのホスト情報(ホスト名またはIPアドレス)に対してDNS変換を行いますが、何らかの理由で変換できないときは、下表のとおり表示します。

ログに格納されているクライアントのホスト情報

DNS変換

表示されるホスト名

表示されるIPアドレス

IPアドレスの場合

成功

ホスト名

IPアドレス

失敗

IPアドレス

IPアドレス

ホスト名の場合

成功

ホスト名

IPアドレス

失敗

ホスト名

ホスト名


11.2.7.5 分析するURL名の扱いについて

URL名については、分析対象のログファイルの内容を忠実に分析します。つまり、URL名に含まれる文字列については、大文字、小文字の区別を行い、別のURL名として処理します。


11.2.7.6 分析観点ボックスでURL別内訳を選択した場合の注意事項

分析観点ボックスでURL別内訳を選択した場合には、利用状況DB環境定義ファイルの「RequestURLSuffix」に指定した拡張子に対応するURL名だけを表示します。


11.2.7.7 分析観点ボックスでURL拡張子別内訳を選択した場合の注意事項

分析観点ボックスでURL拡張子別内訳を選択し、URL別でドリルダウンする場合、ドリルダウンする拡張子が利用状況DB環境定義ファイルの「RequestURLSuffix」に指定されていない場合は分析の対象外とみなし、「この期間のデータはありません」と表示します。


11.2.7.8 大量ログデータの分析結果を表示する場合の注意事項

期間単位ボックスで年単位を選択し、大量ログデータの分析結果の表示を行った場合、分析画面の表示に時間がかかることがあります。