ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編
Systemwalker

5.1.2 UNIXの場合

ここでは、以下のWebサーバを例に、設定手順を説明します。

UNIX版】

Apache HTTP Serverの場合

  1. エディタでhttpd.confを開きます。httpd.confは以下に存在します。

    • Solaris標準付属のApacheの場合 /etc/Apache配下

    • Linux標準付属のApacheの場合 /etc/httpd/conf配下

    • 上記以外のApacheの場合 /usr/local/apache/conf配下


  2. 仮想ディレクトリを設定します。ファイルの最後に以下のレコードを追加してください。


    # Systemwalker Service Quality Coordinator
    # 
    Alias /SQC/cgi-bin/ "/opt/FJSVssqc/www/cgi-bin/"
    <Directory "/opt/FJSVssqc/www/cgi-bin">
    Options ExecCGI
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all
    </Directory>
    # 
    Alias /SQC/ "/opt/FJSVssqc/www/"
    <Directory "/opt/FJSVssqc/www">
    Options None
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all
    </Directory>

  3. 拡張子cgiのファイルがCGIプログラムとして起動されるように設定します。ファイル内で以下の行がコメントとなっている場合、コメントを外します。

    AddHandler cgi-script .cgi


  4. Apache2.0の初期状態では文字化けを起こす可能性がありますので、必要に応じて、下記の状態に設定してください。

    AddDefaultCharset Off


  5. 上書き保存し、エディタを終了してください。


  6. Apache HTTP Serverが起動中の場合は、再起動してください。

以上の設定で、Webブラウザに以下のURLを指定すると、Webサイト管理画面が表示できるようになります。


管理サーバがSolaris,Linuxの場合 :

http://管理サーバのホスト名/SQC/index.html



【Solaris版】

Sun WebServerの場合

  1. エディタでhttpd.confを開きます。httpd.confは以下に存在します。

    • /etc/http/配下


  2. 仮想ディレクトリを設定します。
    ファイル中の以下のセクションに仮想ディレクトリを追加してください。

    [修正セクション]

    server {

    }

    または

    url 仮想サーバURL{

    }

    server{} : 全サーバに対するデフォルトとして設定します。仮想サーバ運用をしない場合はこちらで構いません。

    url{} : 特定の仮想サーバだけに対して設定します。Systemwalker Service Quality Coordinatorを仮想サーバで運用する場合は、運用する仮想サーバの当該セクションに設定してください。

    [設定レコード]

    cgi_enable "yes"

    map /SQC/ /opt/FJSVssqc/www/

    map /SQC/cgi-bin/ /opt/FJSVssqc/www/cgi-bin/ cgi

    cgi_enable : レコードがすでに存在する場合は、レコードを追加せずに、値だけを書き換えてください。

    map : 新たに追加してください。末尾の”cgi”は、拡張子cgiをCGIプログラムとして認識させるためのものです。


  3. 上書き保存し、エディタを終了してください。


  4. Sun Web Serverが起動中の場合は、再起動してください。


以上の設定で、Webブラウザに以下のURLを指定すると、Webサイト管理画面が表示できるようになります。

管理サーバがSolarisの場合 :

http://管理サーバのホスト名/SQC/index.html



【Solaris版】

InfoProvider Proの場合

  1. エディタでHTTPD.confを開きます。HTTPD.confは以下に存在します。

    • /etc/opt/FSUNprovd/配下


  2. 仮想ディレクトリを設定します。ファイルの最後に以下のレコードを追加してください。


    # Systemwalker Service Quality Coordinator

    cgi-path-idnt: /opt/FJSVssqc/www/cgi-bin SQC/cgi-bin

    link: /opt/FJSVssqc/www


  3. 上書き保存し、エディタを終了してください。


  4. InfoProvider Proが起動中の場合は、再起動してください。


注意

Interstage Standard Edition V2.0L20同梱よりも前のInfoProvider Proの場合、機能上の制約から上記の設定ができません。そこで、以下のようにUNIXファイルシステムのシンボリックリンク機能で代用します。


  1. エディタでHTTP.confを開きます。httpd.confは以下に存在します。

    • /etc/opt/FSUNprovd/配下


  2. CGIアプリケーションが格納されているディレクトリを設定します。ファイルの最後に以下のレコードを追加してください。


    # Systemwalker Service Quality Coordinator

    cgi-path-idnt: /opt/FJSVssqc/www/cgi-bin SQC/cgi-bin


  3. “acstop”で定義されている公開ディレクトリを確認してください。


  4. 上書き保存し、エディタを終了してください。


  5. 以下のコマンドを実行してください。


    cd “acstop”で定義した公開ディレクトリ

    ln -s /opt/FJSVssqc/www SQC


  6. InfoProvider Proが起動中の場合は、再起動してください。


以上の設定で、Webブラウザに以下のURLを指定すると、Webサイト管理画面が表示できるようになります。

管理サーバがSolarisの場合 :

http://管理サーバのホスト名/SQC/index.html