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Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編
Systemwalker

4.2.3 公開Webサーバセキュリティ強化

Windows版】

本製品をインターネット公開WebサーバまたはProxyサーバ上にインストールした場合は、セキュリティ強化のため、以下の手順に従い、インストールした資源へのアクセス権を変更してください。

注意

アクセス権の変更は下に示すコマンドで行いますが、コマンドはNTFSに対してだけ、有効です。

ディレクトリ/ファイルのアクセス権限

アクセス権の変更は、sqcSetFileSec.exeコマンドで行います。


<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe <可変ファイル格納ディレクトリ>


上記コマンドを実行することにより、インストールした資源のアクセス権限が、以下のように変更されます。

Administrators:フルコントロール

Everyone :読み込み・実行権のみ


SQC拡張ログ

上記方法で、アクセス権限を変更すると、SQC拡張ログが採取できなくなります。

SQC拡張ログの採取が必要な場合は、以下の方法でアクセス権をインストール時の状態に戻してください(セキュリティ上のリスクは大きくなります)。


<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <可変ファイル格納ディレクトリ)>\extend-log

<インストールディレクトリ>\bin\sqcSetFileSec.exe -u <可変ファイル格納ディレクトリ>\log


UNIX版】

ディレクトリ/ファイルのアクセス権限

インストール時、インストールする資源のアクセス権限は、以下のように設定されます。

スーパーユーザー:読み込み・書き込み・実行権

その他 :読み込み・実行権のみ


SQC拡張ログ

インストール直後は、SQC拡張ログが採取できない状態になっています。

SQC拡張ログの採取が必要な場合は、スーパーユーザーでログインして、以下の方法でアクセス権を変更してください(セキュリティ上のリスクは大きくなります)。

# chmod 777 /var/opt/FJSVssqc/extend-log

# chmod 777 /var/opt/FJSVssqc/log