第2部では、以下のような、F*Gardenの生花購入サイトのシステムを想定してWebサイト管理機能の運用手順を説明します。
F*Gardenの生花購入サイトでは、HostA1とHostA2の2つのWebサーバを負荷分散させています。
HostA1とHostA2は、それぞれ商品検索ページ、購入/決済CGI、利用状況の分析対象サーバを運用しています。
以下に、管理サーバ、被管理サーバの環境を示します。
管理サーバ
項目 | 想定内容 |
---|---|
ホスト名 | Manager |
IPアドレス | 192.0.2.1 |
プラットフォーム | Windows Server 2008 |
Webサイト管理画面のURL | http://Manager/SQC/default.htm |
被管理サーバ1
項目 | 想定内容 |
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ホスト名 | HostA1 |
IPアドレス | 192.0.2.2 |
エージェントのURL | http://HostA1/SQC/ |
プラットフォーム | Solaris 7 |
Webサーバ | Apache |
商品検索ページのURL | http://HostA1/index.html |
購入/決済CGIのURL | http://HostA1/cgi-bin/cart.cgi |
被管理サーバ2
項目 | 想定内容 |
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ホスト名 | HostA2 |
IPアドレス | 192.0.2.3 |
エージェントのURL | http://HostA2/SQC/ |
プラットフォーム | Solaris 7 |
Webサーバ | apache |
商品検索ページのURL | http://HostA2/index.html |
購入/決済CGIのURL | http://HostA2/cgi-bin/cart.cgi |
第3章から第7章では、このサイトを管理サーバ運用で管理するための設定について説明します。
ポイント
負荷分散化された分析対象サーバをグルーピングすることで、分析対象サーバ全体をまとめて管理することができます。