改ざん監視機能の概要について説明します。
改ざん監視機能は、公開Webコンテンツの改ざんをいち早く検出し、システム管理者へ通知することにより、公開Webサイトのセキュリティ問題から派生する損害(信用失墜、ビジネス機会の損失など)を最小限に抑えることを目的としています。
改ざん監視機能は、以下の機能を提供します。
精度の高い改ざん検出
公開Webコンテンツと比較対象となるコンテンツ原本との整合性を単に検査するだけでなく、コンテンツ公開の忘却と改ざんとを区別する精度の高い改ざん検出を行う機能を提供します。
リモートサーバ上での改ざん検出
Webサーバへの負荷を最小限に押さえるために、Webサーバ上では公開Webコンテンツのデータ収集のみを行い、公開Webコンテンツの改ざん検査をリモートサーバ上で行う機能を提供します。
複数サーバの改ざん監視
複数のWebサーバ上から公開Webコンテンツの情報をリモートサーバに収集し、改ざん監視を行う機能を提供します。
E-mailやシステムログ(イベントログやsyslog)による通知
公開Webコンテンツの改ざんをシステム管理者がいち早く認知し、早急な対応を行うための通知機能を提供します。
改ざん監視機能の構成を以下に示します。
■コンテンツ改ざん監視機能
被管理サーバ上のコンテンツ改ざん監視エージェントから公開Webコンテンツのデータを収集し、管理サーバ上で公開Webコンテンツの改ざんを監視します。
■コンテンツ公開申告機能
コンテンツ作成サイトからコンテンツ公開申告コマンドを実行し、被管理サーバ上にコンテンツ公開する公開Webコンテンツのデータを登録します。