Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(ダッシュボード編)

B.2.4 マイグレーションコマンドの実行

以下の手順を実施して、マイグレーションコマンドの実行を行います。

1. Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V15.0.1のDVDに格納されている以下のマイグレーション用のファイルを取り出し、ダッシュボードサーバに格納します。

   <DVDドライブ>:\unified\bpma\Util\BPMMigrationUtil.zip

   ポイント

   UNIX版のDVDの場合は、上記ファイルは以下に格納されています。

   <DVDドライブ>:\client\unified\bpma\Util\BPMMigrationUtil.zip

2. BPMMigrationUtil.zipファイルを展開します。

3. 展開後、以下のコマンドを実行します。

   <展開先>\bin\bpmmigrate2v12 -i <WorkDirectory> -M <DeployedDirectory> -p <AdminPassword> -c <ConfDirectory> -a <AgentDirectory>

   [オプション/パラメータ説明]

   • -i <WorkDirectory>

     V11.1からバックアップした作業領域ディレクトリのパスを指定します

   • -M <DeployedDirectory>

     <DeployedDirectory>に以下のディレクトリパスを指定します。

     <Interstageインストールディレクトリ>\J2EE\var\deployment\ijserver\IBPMMServer\apps\ibpmm.war

   • -p <AdminPassword>

     BPMAV12のインストール時に設定した、スーパーユーザーのパスワードを指定します。

   • -c <ConfDirectory>

     V11.1からバックアップした、配備先のconfディレクトリのパスを指定します。

   • -a <AgentDirectory>

     V11.1からバックアップした、配備先のAgentディレクトリのパスを指定します。

   [使用例]

   > bpmmigrate2v12 -i C:\BPMBackup\ibpm_data -M C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\IBPMMServer\apps\ibpmm.war -p XXX -c C:\BPMBackup\conf -a C:\BPMBackup\agent
   BUPG0001=マイグレーション処理を開始します。
   BUPG0003=リポジトリの変換を開始します。(パス：C:\BPMBackup\ibpmm_data)
   BUPG0004=リポジトリの変換が完了しました。
   BUPG0011=confディレクトリの変換を開始します。(パス：C:\BPMBackup\conf)
   BUPG0012=confディレクトリの変換が完了しました。
   BUPG0007=agentディレクトリの変換を開始します。(パス：C:\BPMBackup\agent)
   BUPG0008=agentディレクトリの変換が完了しました。
   BUPG0015=DB構造の変換を開始します。(DB種別：EVENTDB)
   BUPG0016=DB構造の変換が完了しました。
   BUPG0005=リポジトリをシステムへの適用を開始します。
   BUPG0006=リポジトリのシステムへの適用が完了しました。
   BUPG0009=agentディレクトリのシステムへの適用を開始します。
   BUPG0010=agentディレクトリのシステムへの適用が完了しました。
   BUPG0013=confディレクトリのシステムへの適用を開始します。
   BUPG0014=confディレクトリのシステムへの適用が完了しました。
   BUPG0002=マイグレーション処理が完了しました。

   注意

   Symfoware RDBシステムが停止している場合は、起動してから本コマンドを実行させてください。