インストール後に、以下の作業を行ってください。
IPv6シングルスタック環境の場合
IPv6シングルスタック環境では、Systemwalker Operation ManagerのWebサーバを構築することはできません。このため、Systemwalker Operation Managerサーバをインストール後に、通信基盤の起動抑止設定をする必要があります。以下の手順を実施してください。
通信基盤の起動抑止操作手順
通信基盤の起動抑止設定を行うには、スーパーユーザでログインして、以下の操作を行ってください。
Systemwalker Operation Managerを停止する
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/poperationmgr |
以下の製品が導入されている場合は、各製品を停止する
Systemwalker IT Change Manager 14.0.0
Systemwalker IT Change Manager 14.1.0
Systemwalker Runbook Automation 14.1.0
Systemwalker Runbook Automation 15.0.0
Systemwalker Runbook Automation 15.1.0
各製品の停止方法については、それぞれのマニュアルを参照してください。
通信基盤を停止する
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop |
通信基盤を起動抑止する設定を行う
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVswnc/bin/swncuse -p SWOMGR -w OFF |
通信基盤をプロセス監視の対象から外す設定を行う
以下のファイルをviなどのエディタを使って開き、[設定内容]の修正を実施してください。
[設定ファイル]
/etc/opt/FJSVftlo/pmon/mppmon.usr
[設定内容]
“swncctrl”の行の値を「1」から「0」に変更する
mppmon.usr の編集後の例
[BASE] rc.mpfwsec=1 swncctrl=0 ←変更行 [OMGR] S99JMCAL=1 start_jmcmn=1 start_jobs=1 S99MJS=1
Systemwalker Operation Manager を起動する
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/soperationmgr |
2.で停止した製品を起動する
各製品の起動方法については、それぞれのマニュアルを参照してください。
実行継続モードの操作について
jmmodeコマンドで実行継続モードを有効にしている環境で、Systemwalker Operation Managerの再インストールを行った場合は、jmmodeコマンドで実行継続モードを有効にする操作を、再度、実行してください。