インストールの前の作業について説明します。
ソフトウェア説明書の参照
ソフトウェア説明書には、Systemwalker Operation Managerに関する基本的な注意事項が記載されています。インストール前に必ずお読みください。
既存環境のバックアップ
アップグレードインストールまたは再インストールの場合は、既存環境は自動的に移行されますが、インストールに失敗した場合に備えて、バックアップしておいてください。
バックアップ手順の詳細については、以下を参照してください。
各バージョンで提供されているソフトウェア説明書
インストール先のシステム環境の確認
インストール先のシステム環境について、以下の確認を行ってください。
Serverサービスについて
Windows Server 2008以降にSystemwalker Operation Managerをインストールする場合、Serverサービスがあらかじめ起動されている必要があります。Serverサービスが起動されていることを確認してください。
DHCPの使用について
DHCPサーバを使用して、動的にIPアドレスを割り当てているサーバマシンでは、Systemwalker Operation Managerサーバ機能を動作させることはできません。DHCPを使用していないことを確認してください。なお、Systemwalker Operation Managerクライアント機能は、DHCPサーバを使用した環境でも動作させることができます。
プライマリドメインコントローラについて
バックアップドメインコントローラにインストールする場合、プライマリドメインコントローラが動作中であることを確認してください。
ネットワークドライブの接続について
インストール先のドライブまたはディレクトリが、同じシステム内の別のドライブとしてネットワーク接続されていないことを確認してください。接続されている場合は、インストール前に接続を切断してください。ネットワーク接続されていると、サーバ機能のインストールに失敗することがあります。
起動中のプログラムについて
インストールを実行する前に、動作しているアプリケーションをすべて停止してください。また、以下のプログラムについても停止してください。
ウィルスチェックプログラムを含む常駐プログラム
スクリーンセーバ
インストール方法の検討
Systemwalker Operation Managerのインストール方法は、以下の2通りがあります。どの方法でインストールするか検討してください。
ローカルインストール
CD-ROM装置を装備したコンピュータに、提供媒体のCD-ROMを直接使用してインストールする方法です。
ネットワークインストール
CD-ROM装置を共有ディスクとして設定したネットワーク上のコンピュータに接続してインストールする方法です。