記述形式
dprty exec文に指定したプログラムの実行優先度 |
機能説明
ジョブ実行優先度を指定します。
オペランド
exec文に指定したプログラムの実行優先度
【Windows版】
exec文に指定したプログラムのスレッドの優先度を、0~4の数値で指定します。
値が大きいほどスレッドの優先度が高くなります。
指定できる0~4の値は、以下に示す意味を持ちます。
qsubコマンドで-dpオプションが指定された場合、-dpオプションで指定した実行優先度が有効になります。
指定値 | 優先順位クラス | スレッドの優先順位 |
---|---|---|
4 | NORMAL | HIGHEST |
3 | NORMAL | ABOVE_NORMAL |
2 | NORMAL | NORMAL |
1 | NORMAL | BELOW_NORMAL |
0 | NORMAL | LOWEST |
【UNIX版】
exec文に指定したプログラムの実行優先度を、-20~19の数値で指定します。
値が小さいほどCPU割当て順位が高いことを示します。
qsubコマンドで-dpオプションが指定された場合、-dpオプションで指定した実行優先度が有効になります。
本オペランドで指定できる値は、ナイス値に相当します。
“0”が標準の優先度であり、負の値は優先度を上げ、正の値は優先度を下げます。したがって、“-20”が最も優先度が高く、“19”が最も優先度が低い値となります。
記述例
dprty 4 |
4:ジョブ実行優先度