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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

12.3.1 シミュレーション結果の作成

シミュレーションプロパティの定義が完了したら、シミュレーションを実行することができます。

シミュレーション結果を作成するには、以下のどちらかの手順に従います。

実行の際、初めにシナリオが検証されます。たとえば、有効なプロセス定義をインポートしているか、すべての単位が指定されているかなどを確認します。エラーが発生した場合、シナリオエディタに戻り、エラーを修正してからシミュレーション処理に進みます。

エラーがない場合、シミュレーション結果は自動的にシナリオファイル(.ssr)に追加され、使用中のプロジェクトの[Simulation]フォルダに格納されます。シナリオエディタには、シミュレーション用に選んだプロセス定義が表示されます。シナリオエディタの下にシミュレーションコントローラが表示されます。

図12.10 シミュレーションコントローラの表示

注意

シナリオ内のプロセス定義にエラーがある場合、それらは[問題]ビューに表示されます。エラー詳細には、エラーについての説明、エラーが発生したシナリオ名、エラーが発生した場所が含まれます。それらの詳細はそれぞれ[問題]の[記述]、[リソース]、[プロジェクトパス]、[ロケーション]、および[タイプ]のカラムに表示されています。[ロケーション]カラムには、エラーがあるプロセス定義と実際にエラーがあるノードが表示されます。プロセス定義とノードはスラッシュ(/)で区切られています。

シミュレーションコントローラは、シミュレーション実行の開始、停止、一時停止、シミュレーションの実行速度の制御、およびシミュレーションレポートの生成のために使います。

シミュレーションコントローラには以下の部分があります。

注意

シミュレーションレポートの表示ボタンは、サブプロセス定義またはチェインプロセス定義のシミュレーションコントローラでは表示されません。

シミュレーションシナリオの実行の詳細については、“12.3.2 シミュレーションコントローラの使用”を参照してください。