この例では、プロセスインスタンスの説明を定義するJavaScript式を作成します。この例で作成されるプロセスインスタンスの説明は、そのプロセスインスタンスの目的を示すものです。
サンプルJavaScript式を作成する方法について説明します。
プロセス定義を作成します。
STRING型のUDA Descriptionを追加します。
詳細については、“6.18 ユーザ定義属性の指定”を参照してください。
[プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリックします。
[アクションセット]タブを選択します。初期化アクションとして、[プロセスインスタンスの説明の設定]Java Actionを追加します。
[初期化アクション]領域で[追加]をクリックします。
[サーバアクション]を展開し、[プロセスインスタンスの説明の設定]をダブルクリックします。
[プロセスインスタンスの説明の設定]ダイアログで、[E]が表示されるまで[式モード選択]ボタンをクリックします。次に[A+B]ボタンをクリックして[式の作成]ダイアログを開きます。
[リテラル]フィールドに“プロセスの開始”と入力します。[追加]をクリックして、この値をJavaScript式に追加します。
演算子+をクリックして、JavaScript式に追加します。
[変数]リストからDescriptionを選択します。[追加]をクリックします。
JavaScript式は以下のようになります。
図11.49 サンプルJavaScript式の作成
[OK]をクリックして、JavaScript式を検証します。
妥当性が検証されると、[式の作成]ダイアログが閉じられ、[プロセスインスタンスの説明の設定]ダイアログにJava Scriptが表示されます。
図11.50 サンプル式が表示された式フィールド