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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

11.14.1 JavaScript式の作成

この例では、プロセスインスタンスの説明を定義するJavaScript式を作成します。この例で作成されるプロセスインスタンスの説明は、そのプロセスインスタンスの目的を示すものです。

サンプルJavaScript式を作成する方法について説明します。

  1. プロセス定義を作成します。

  2. STRING型のUDA Descriptionを追加します。

    詳細については、“6.18 ユーザ定義属性の指定”を参照してください。

  3. [プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリックします。

  4. [アクションセット]タブを選択します。初期化アクションとして、[プロセスインスタンスの説明の設定]Java Actionを追加します。

    1. [初期化アクション]領域で[追加]をクリックします。

    2. [サーバアクション]を展開し、[プロセスインスタンスの説明の設定]をダブルクリックします。

  5. [プロセスインスタンスの説明の設定]ダイアログで、[E]が表示されるまで[式モード選択]ボタンをクリックします。次に[A+B]ボタンをクリックして[式の作成]ダイアログを開きます。

  6. [リテラル]フィールドに“プロセスの開始”と入力します。[追加]をクリックして、この値をJavaScript式に追加します。

  7. 演算子+をクリックして、JavaScript式に追加します。

  8. [変数]リストからDescriptionを選択します。[追加]をクリックします。

    JavaScript式は以下のようになります。

    図11.49 サンプルJavaScript式の作成

  9. [OK]をクリックして、JavaScript式を検証します。

    妥当性が検証されると、[式の作成]ダイアログが閉じられ、[プロセスインスタンスの説明の設定]ダイアログにJava Scriptが表示されます。

    図11.50 サンプル式が表示された式フィールド