ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

11.2.2 完了したアクティビティの実行者にタスクを割当て

プロセス定義の[プロパティ]ビューの[一般]タブの[担当者]領域、またはJava Actionを使用して、ユーザーにタスクを割り当てることができます。プロセス定義を作成した後でユーザーへタスクを割り当てる場合は、Java Actionを使用します。

ビジネス要件によっては、完了したアクティビティの担当者はさらに別のアクティビティを完了する必要があります。例えば、“User1”は“Activity1”の実行者です。同じユーザーが“Activity2”を完了する必要がある場合があります。この機能を使用すると、“User1”に“Activity2”を割り当てることができます。

注意

ロールアクションのみで[完了したアクティビティの実行者にタスクを割当て]Java Actionを設定できます。

注意

このアクティビティに割り当てられているロール内のユーザーのみにタスクを割り当てることができます。別のロールのユーザーにタスクを割り当てたい場合は、現在のロールにこのユーザーを追加する必要があります。

完了したアクティビティの実行者にタスクを割り当てる方法について説明します。

  1. ユーザーを割り当てたいプロセス定義のアクティビティを選択します。

    注意

    [完了したアクティビティの実行者にタスクを割当て]Java Actionは、Activityノード、Voting ActivityノードまたはCompound Activityノードのみに定義できます。

  2. [プロパティ]ビューの[アクションセット]タブをクリックします。

    [アクションセット]タブに[Java Action セット]領域が表示されます。デフォルトで、[ロールアクション]タブが表示されます。

  3. [ロールアクション]を選択し、[追加]をクリックします。

    [アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  4. [アクションタイプリスト]ダイアログで[サーバアクション]をダブルクリックします。

  5. [完了したアクティビティの実行者にタスクを割当て]を選択し、[作成]をクリックします。

    図11.9 完了したアクティビティの実行者にタスクを割当て

  6. オプション: [アクション名]フィールドに名前を入力し、[ノート]フィールドでメモを編集します。

    デフォルトでは、[ノート]にはメモが表示されます。

  7. [アクティビティ名]コンボボックスから、選択されたタスクに割り当てるユーザーを完了したアクティビティから選択します。

    注意

    [アクティビティ名]コンボボックスにはアクティビティだけが表示されます。

  8. [OK]をクリックします。

    [アクティビティ]コンボボックスで選択されたアクティビティの実行者へこのアクティビティは割り当てられます。

注意

ロールアクションの定義によって、このアクティビティは特定のユーザーに割り当てられます。この場合、アクティビティの担当者の定義は必要ありません。同じ方法でVoting ActivityやCompound Activityを割り当てることができます。

注意

補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Systemwalker Runbook Automation内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください。