条件変数を編集する方法について説明します。
前提条件は以下です。
決定ルール表ファイルが作成されている。
手順を以下に示します。
決定ルール表ファイルを選択し、決定ルール表エディタを開きます。
条件変数を追加するために、[条件変数]領域で[追加]ボタンをクリックします。デフォルトで、新しい条件変数“Condition0”が追加されます。
条件変数の名前を変更するために、[名前]カラムをクリックします。
条件変数の説明を[説明]カラムに入力します。この操作はオプションです。
データ辞書を入力するために、[データ辞書]カラムをクリックします。詳細は、後述します。この操作はオプションです。
条件変数のタイプを[タイプ]カラムで選択します。
条件変数を保存するために、ツールバーの[保存]を選択します。
以下は、条件変数として、STRINGタイプのCustomerType、Region、およびDayOfWeekを定義した図です。
図10.5 条件変数の追加
条件変数を削除するために、削除する条件変数を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
条件変数をコピーするために、コピーする条件変数を選択し、[コピー]ボタンをクリックします。
条件変数を貼り付けるために、条件変数をコピーする必要があります。条件変数を貼り付けたい行を選択し、[貼付け]ボタンをクリックします。行を選択しないで、[貼付け]ボタンをクリックした場合は、コピーされた条件変数は末尾に貼り付けられます。
条件変数の表示順序を変更するためには、表示順序を変更したい条件変数を選択し、[上へ]、[下へ]ボタンをクリックします。
注意
条件変数の削除、コピーや表示順序の変更は、複数の条件変数を選択して実行することができます。
決定ルール表の結果変数の編集の詳細については、“10.3.2 結果変数の編集”を参照してください。
データ辞書
データ辞書を使用することにより、条件変数の値の同義語を定義することができます。
データ辞書を定義する方法について説明します。
データ辞書を定義する条件変数を選択し、[データ辞書]の[New]ボタンをクリックします。
[データ辞書]ダイアログは表示されます。[条件の詳細]グループには、選択した条件変数の情報が表示されます。
[入力値]フィールドに、条件変数の値を入力します。
[代替値]フィールドに、その条件変数の値と同義語となる値を入力します。
[マッピングの追加]ボタンをクリックします。
[マッピング]リストに、これらの値が表示されます。
条件変数の値として、入力値と代替値は、同様に扱われます。
[入力値]フィールドに、“CA”を入力し、[代替値]フィールドに“California”を入力し、[マッピングの追加]ボタンをクリックすると、条件変数の値が“California”の場合、その値が“CA”の場合と同様に扱われます。
図10.6 [データ辞書]ダイアログ