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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

6.18.1 XML型のユーザ定義属性の指定

Systemwalker Runbook Automation Studioでは、XML型のユーザ定義属性(UDA)を作成して、システムの柔軟性を向上できます。

XMLデータ型を使用することで、さまざまな要素と属性を必要な数だけ作成できます。また、XML型のUDAは、使いやすく制限のない自己定義仕様です。

XML型のUDAを指定するには、以下の手順に従います。

  1. プロセス定義の[プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリックします。または、ノードを選択して、ノードの[プロパティ]ビューを表示します。

  2. [ユーザ定義属性]タブを選択します。

  3. [追加]をクリックし、UDAのタイプとして“XML”を選択します。

    [プロパティ]ビューの[初期値]列に、[XML]ボタンと[XMLスキーマ]ボタンが表示されます。これらのボタンは、XMLでないUDAを選択した場合は使用できません。

    図6.19 UDAの表示

    注意

    XML型のUDAは、ワークリストUDAにすることはできません。このため、XML型のUDAを選択した場合、[ワークリスト]列は無効になります。

  4. [名前]および[ID]フィールドで、XML型UDAのパラメーターを指定します。これらのパラメーターの詳細については、“6.18 ユーザ定義属性の指定”を参照してください。

  5. [初期値]列で、[XML]ボタンを選択します。[ユーザ定義型UDAの値を編集]ダイアログが表示されます。

  6. UDAの値を入力するか、XMLファイルを参照します。

    • UDA値を入力する場合:[UDAの値]フィールドに、UDAの値を入力します。

    • ファイルを参照する場合:[参照]ボタンをクリックし、ローカルファイルシステムからファイルを選択します。[UDAの値]フィールドにファイルの内容が表示されます。このファイルの内容から値を選択し、[OK]をクリックします。

      以下の例は、[XMLの値を編集]ダイアログでXML値を指定する方法を示しています。

      図6.20 UDA値の指定

  7. オプション:[初期値]列で、[XMLスキーマ]ボタンを選択します。[XMLスキーマの編集]ダイアログが表示されます。このダイアログを使用して、UDAのXMLスキーマを入力するか、ローカルファイルシステム内のスキーマファイル(.xsd)を参照します。

  8. UDAのXMLスキーマを入力するか、XMLファイルを参照します。

    • XMLスキーマを入力する場合:[XMLスキーマ]フィールドに、UDAのXMLスキーマを入力します。

    • ファイルを参照する場合:[参照]ボタンをクリックし、ローカルファイルシステムからファイルを選択します。[XMLスキーマの編集]ダイアログにファイルの内容が表示されます。このファイルの内容から値を選択し、[OK]をクリックします。

    以下の例は、[XMLスキーマの編集]ダイアログでXMLスキーマを指定する方法を示しています。

    図6.21 XMLスキーマの指定

  9. 指定するすべてのXML型UDAに対して、同じ操作を繰り返します。他のすべてのUDA型と同様に、以下の操作を実行できます。

    • UDA識別子の表示:UDA識別子を表示または変更するには、[IDを表示する]チェックボックスをオンにします。別の[ID]列に識別子が表示されます。

    • UDAの名前変更:UDAの名前を変更するには、UDAの名前をダブルクリックし、新しい名前を入力します。

    • UDAの削除:UDAを削除するには、削除するUDAを選択し、[削除]をクリックします。