ツールバーの[矢印の作成]ボタン
矢印を追加する方法について説明します。
ツールバーの[矢印の作成]ボタンをクリックします。
矢印の始点となるノードへマウスカーソルを移動します。マウスカーソルの形状が変わるので、矢印を開始できる場所がわかります。
矢印の始点のノードから終点のノードへマウスカーソルをドラッグします。
すべてのノードには、矢印を置くことのできる点(結合端子)がいくつかあります。ノードの端をポイントすると、結合端子を確認できます。
矢印カーソルは活性状態のままなので、引き続き矢印を描画できます。矢印の活性状態を解除するには、[Esc]キーを押すか、ツールバーの[選択]ボタンをクリックします。
図6.9 Activityノードの矢印の追加
運用操作部品ノードの矢印の追加
運用操作部品をパレットから選択し、プロセス定義エディタ上に配置すると、以下のように正常、異常などを示すシンボルの付いた結合端子がある運用操作部品が配置されます。
運用操作部品の種類によりシンボルの数や表示位置が異なります。
図6.10 運用操作部品ノードの矢印の追加
シンボルにカーソルを合わせると、デフォルトの矢印の名前がツールチップで表示されます。
矢印の名前は運用操作部品の種類ごとに定義されているデフォルトの名前が使用されます。矢印の名前はあとで変更することができます。
矢印の数が不足している場合、プロセス定義の保存時、または[正当性を確認する]ボタンをクリックしたとき、[問題]ビューにエラーメッセージを表示します。
シンボルが配置されていない側面から矢印を追加できません。
すべてのシンボルに矢印が追加されているとき矢印を追加できません。さらに細かく分岐を行う必要がある場合は、[Conditional]ノードまたは、[Complex Conditional]ノードをシンボルに接続してください。
運用操作部品ノードの実行結果(正常または異常)に関わらず、同じ後続のノードに対して矢印を引くことができます。
古いバージョンのStudioでプロセス定義に配置された運用操作部品ノードは、古いバージョンどおりの表現で表示されます。ただし、古いバージョンの運用操作部品ノードに追加できる矢印は1つだけです。
古いバージョンの運用操作部品ノードとシンボルがある運用操作部品ノードは混在して利用することができます。
本製品のバージョンがV15以降の場合、Studioで配置できる運用操作部品は、すべてシンボルがある運用操作部品ノードとなります。古いバージョンの運用操作部品ノードの形式でノードを配置することはできません。
古いバージョンのStudioでプロセス定義に配置された運用操作部品ノードを、シンボルがある運用操作部品ノードに更新することはできません。シンボルがある運用操作部品ノードを利用する場合、古いバージョンの運用操作部品ノードを一旦削除し、新しく運用操作部品ノードを配置しなおしてください。
本製品のバージョンV15以降で作成したプロセス定義は、古いバージョンのプロセス定義として利用することはできません。
シンボルの種類と意味は以下のとおりです。
シンボル | シンボル | 意味 |
---|---|---|
選択を示します。 | ||
正常を示します。 | ||
失敗またはエラーを示します。 |