自ホスト名(hostnameやuname -nコマンドで確認できるホスト名)からIPアドレスが正しく求められる必要があります。インストール前にhostsファイルの設定を確認し、正しく名前解決ができることを確認してください。
Systemwalker Runbook AutomationをIPv6環境に導入する場合は、以下の点に注意して確認してください。
管理サーバ
hostsファイルに、IPv4アドレスにだけ対応するように自ホスト名および“localhost”を設定します。IPv6アドレスに自ホスト名および“localhost”を設定しないでください。
hostsファイルの設定を確認し、“127.0.0.1”に自ホスト名を設定していないことを確認してください。
連携サーバ/中継サーバ
自ホスト名および“localhost”から名前解決されるIPアドレスがIPv4アドレスまたはRFC 5952表記のIPv6アドレスであることを確認してください。
hostsファイルに自ホスト名および“localhost”を記載する場合、1つのアドレスにだけ対応するように設定します。複数のアドレスに自ホスト名および“localhost”を設定しないでください。
業務サーバ/開発コンピュータ
hostsファイルに自ホスト名および“localhost”を記載する場合、1つのアドレスにだけ対応するように設定します。複数のアドレスに自ホスト名および“localhost”を設定しないでください。
例
IPアドレスが“192.0.2.10”、自ホスト名が“remote1”の場合の例を示します。
192.0.2.10 remote1 127.0.0.1 localhost.localdomain localhost