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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L20

20.2.17 その他のインタフェース

ホスト連携のための機能ではなく、プログラミングする際の補助的なメソッドです。


●一定時間待機

メソッド

一定時間待機

Wait


●エラーコード文字列変換

メソッド/プロパティ

エラーコード→文字列変換

ErrorToMsg

エラーメッセージ

ErrorMsg


■一定時間待機Waitメソッド

構文

object. Wait ( time )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

Time

整数

待機時間(秒単位)を1~65535の範囲で指定します。

二重発行動作

キャンセル

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

引数「time」で指定した時間の間待機した後に復帰します。
メソッドは指定時間を待機するのみで、何も処理はしません。
ユーザアプリケーションで何もしない時間待ちが必要な場合に使用します。


■エラーコード→文字列変換ErrorToMsgメソッド

構文

object.ErrorToMsg ( code )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

code

整数

OLEオートメーションが提供するメソッドの復帰値を指定します。

二重発行動作

なし

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

関連プロパティ

ErrorMsg

引数「code」で指定したOLEオートメーションが提供するメソッドの復帰値を文字列に変換して「ErrorMsg(エラーメッセージ)」プロパティに格納します。
メソッドの復帰値に関しては「20.3.2 メソッド復帰値」を参照してください。


■エラーメッセージErrorMsgプロパティ

構文

object.ErrorMsg

データ型

文字列

アクセス方法

参照

初期値

文字列" "

対象エミュレータ

「ErrorToMsg(エラーコード→文字列変換)」メソッドで指定するメソッドの復帰値に対応したエラーメッセージを格納します。
値は参照のみ可能であり、「ErrorToMsg(エラーコード→文字列変換)」メソッドの成功時に有効です。