ユーザ操作履歴出力ツールにより出力されるファイルの内容には、以下の留意事項があります。
これらのデータがファイルに出力される場合、内容について説明のコメントも出力されます。
1)ユーザの意図した操作以外で履歴として記録されるデータ
以下の場合、エミュレータがホストへ自動的にデータを送信するため、ユーザの意図した操作以外のデータが履歴として記録されることがあります。
ホストまたはホストアプリケーションからの要求を受信した場合
トリガフィールドをエミュレータが検知した場合
2)漢字シフトが付加されない漢字文字データ
データストリームタイプによっては、文字データ中の漢字文字を識別する漢字シフトデータが付加されない場合があります。この場合、コンバート時のコード変換結果が異常となるか、コード変換でエラーになる可能性があります。
以下に発生例のいくつかを説明します。
ディスプレイエミュレータのプロファイル設定でコード変換種別をEBCDIC-カナ有りに設定。
応答モードがフィールドモードの漢字フィールドに漢字文字データを入力し、実行キーを押下した場合。
ディスプレイエミュレータのプロファイル設定でコード変換種別をEBCDIC-カナ有りに設定。
応答モードがフィールドモードの漢字フィールドに漢字文字が表示された状態で、ホストアプリよりの画面要求にエミュレータが応答した場合。