ディスプレイエミュレータの動作の設定を行います。
[接続のプロパティ]ダイアログの[全般]タブをクリックし、[ディスプレイプロファイル設定]をクリックします。
注意
HTMLモードで起動中のエミュレータから、設定画面を開いてプロファイル変更はできません。
エミュレータ実行中における、プロファイル設定の変更保存の動作は、ユーザの制限レベルの設定によって異なります。「変更許可、保存禁止」の設定の場合、エミュレータ実行中に変更した設定は一時的な変更となり保存はされません。
また次の設定項目は、ユーザの制限の設定にかかわらず、エミュレータ実行時にはグレー表示となり、変更できません。
リモートフォントを使用する
状態表示行も同じフォントを使用する
登録されているプロファイルが表示されます。一覧から使用したいプロファイルを選択すると、そのプロファイルの登録情報に従って、エミュレータの動作が変更されます。
ディスプレイエミュレータの入力モードと出力モードを設定します。
[プロファイル]ダイアログから[入出力モード]タブをクリックします。
使用するEBCDICコードの変換規則を選択します。
(→「A.3 EBCDICコード表」参照)
ディスプレイエミュレータでは、常に高輝度で表示しているために、通常輝度フィールドでの表示と高輝度フィールドでの表示に違いがありません。高輝度フィールドを意識して使用される場合は、リバース、ボールドまたはブリンクを選択します。ただし、空白もリバースの対象となります。
通常表示します。
高輝度フィールドの文字をリバースで表示します。
高輝度フィールドの文字を太字で表示します。
高輝度フィールドの文字をブリンクで表示します。
ブリンクフィールド上の文字の表示方法を選択します。
通常表示します。
ブリンクフィールドの文字をリバースで表示します。
ブリンクフィールドの文字を太字で表示します。
ブリンクフィールドの文字をブリンクで表示します。
表示カラーモードを選択します。
(→HTMLモードは「16.2.2 カラー表示制御」、ActiveXモードは「18.2.2 カラー表示制御」参照)
カーソル形状は、ボックス、アンダライン、Iビームの3種類を用意しています。また、それぞれの形状に対するブリンクの有無も指定できます。
HTMLモードでは、Iビームのみサポートになります。
ディスプレイエミュレータでは、[カット&ペースト]と[ライトペン]のマウスを用いた2種類の機能をモード切り替えで使用でき、また両方とも無効にすることもできます。ディスプレイエミュレータ起動時のマウス機能のモードを選択します。
カット&ペースト機能などを使用する場合に指定します。
マウスをライトペンの代行として使用する場合に指定します。
ディスプレイエミュレータでマウスを必要としない場合に指定します。
数字フィールド上での入力制限を解除することができます。
DUPコード、FMコードの制御記号を表示するかどうかを指定します。
表示の場合は‘ * ’を表示し、非表示の場合は空白となります。
表示の場合は‘ ; ’を表示し、非表示の場合は空白となります。
アンダードットを表示にすると、入力可能なフィールドの下に点線を表示します。
ディスプレイエミュレータの表示フォントを指定します。この設定はフルスクリーンモードでも有効です。
[プロファイル]ダイアログから[フォント]タブをクリックします。
利用可能なフォントの一覧が表示されます。
利用可能なフォントの条件は次のとおりです。
TrueTypeフォント かつ
日本語フォント かつ
固定ピッチフォント
注意
サーバに登録されているフォントとクライアントに登録されているフォントが表示されます。
サーバのフォントは[リモートフォントを使用する」の設定によって次のようになります。
[リモートフォントを使用する]をチェックしている場合、Webサーバに登録されているフォントで上記の条件を満たすすべてのフォントが表示されます。
[リモートフォントを使用する]をチェックしていない場合、Webサーバに登録されているJEFフォント(FF特殊フォント)とクライアントに登録されているフォントで上記の条件を満たすフォントが表示されます。
「メイリオ」フォントは固定ピッチフォントではないため、使用できません。
HTMLモードをご利用の場合、クライアントに登録されていないフォントを指定するとブラウザ設定のフォントが使用されます。
フォントサイズをポイントで指定します。ダイナミックリサイズがチェックされている場合は、サイズは指定できません。サイズはフォントの高さを指定しますので、[表示]メニューの[フォントサイズ]でフォントの幅だけが調整された場合は、このサイズ項目には反映されません。
フォントのサンプルと、行間、文字間の表示例が表示されます。
文字間の隙間にとるドット数を指定します。この値は、ダイナミックリサイズ、フルスクリーンの場合でも有効です。接続モードにより画面の調整方法が異なります。
HTMLモード: ここで設定された値を上限として適切な間隔に調整されます。
ActiveXモード: ここで設定された値を固定値として間隔をとります。
ウィンドウサイズに合わせて、フォントサイズを調整するモードにします。ここをチェックした場合は、フォントのサイズ設定は無効(グレー表示)になります。
リモートフォントを使用するか、しないかを指定します。指定の変更は管理ツールでのみ可能です。
(リモートフォントの使用について→「2.5 リモートフォントサービス」参照)
リモートフォントを使用する場合はリモートフォント方式になります。
ActiveXモードの場合、該当するフォントがクライアントに登録されていない場合はサーバからフォントのパターンを取得して表示を行います。
HTMLモードの場合、該当するフォントがクライアントに登録されていない場合はブラウザ設定のフォントが使用されます。
JEF拡張漢字/非漢字、ユーザ定義文字、83年度JIS入れ替え、追加文字については、サーバのフォントパターンを使用します。
ただしJEFフォントが選択されていて、JEFフォントがクライアントに登録されている場合は、ユーザ定義文字のみサーバからフォントのパターンを取得して表示を行い、JEF拡張漢字/非漢字、83年度JIS入れ替え、追加文字については、クライアントに登録されているJEFフォントで文字の表示を行います。
リモートフォントを使用しない場合はローカルフォント方式になります。
クライアントに登録されているフォントで文字の表示を行います。
ActiveXモードの場合、JEFフォントについては、クライアントにJEFフォントが登録されていない場合は、最初の接続アイコンクリック時にJEFフォントが自動的にダウンロードされます。接続アイコンクリック時にサーバのフォントとクライアントのフォントファイルの日付が違う場合も同様にダウンロードされます。
実機の画面の縦横比と同じになるようにウィンドウサイズを調整します。ウィンドウサイズが調整しきれない場合は、エミュレーション画面に隙間を空けます。
現在設定されている行間隔、文字間隔をベースに実機の縦横比と同じにします。
現在のフォントサイズで実機に比べてどのくらいの比率かを表します。現在のフォントサイズでの行間隔、文字間隔を変更することで比率を調整できます。エミュレーションサイズは、縦横の解像比から求めた面積値です。
注意
ダイナミックリサイズが有効になっている場合のみ指定できます。ダイナミックリサイズが無効の場合でも、縦解像度と横解像度の%表示が同じになるようにフォントサイズ、行間隔、および文字間隔を手動で調整することで実機と同じ縦横比にすることができます。
ここで指定したフォントサイズと同じ大きさのフォントを状態表示行にも使用します。ダイナミックリサイズ指定時は、ウィンドウサイズに合わせて、状態表示行のフォントサイズが調整されます。
ActiveXモードのみ有効な設定です。設定の変更は管理ツールでのみ可能です。
ディスプレイエミュレータの表示カラーを設定します。
[プロファイル]ダイアログから[カラー]タブをクリックします。
ホストから指定されているカラー表示色や、罫線の表示色を変更することができます。モノクロディスプレイなどで表示が見にくい場合に、この設定を変更します。
選択中の指定色をインストール時の設定に戻します。
ディスプレイエミュレータのキー割り当てを設定します。
[プロファイル]ダイアログから[キーボード]タブをクリックします。
キー設定を変更するキーの種別を選択します。ここで選択したキー種別の一覧が表示されます。
選択した機能キーに対応するキー設定を追加します。1つの機能キーに対応して設定できるキーは最大で3種類までです。
選択した機能キーに対応するキー設定を変更します。[追加]または[変更]をクリックした時には「キー設定」ダイアログが表示されますので、直接キーを入力します。設定不可能なキーを入力した場合は、確定せずに無効となります。
(→「A.7 キー対応表」参照)
選択した機能キーに対応するキー設定を無効にします。機能キーに対応する対応キーがない場合は未設定と表示されます。
編集モードの詳細を設定します。
[プロファイル]ダイアログから[編集モード]タブをクリックします。
クリップボードにコピーする属性を指定します。次の項目から選択します。
すべて
フィールド内文字列
入力フィールド内文字列
クリップボードからディスプレイエミュレータにタブコードを貼り付けるときの動作を指定します。次の項目から選択します。
削除
ブランク
タブキー動作
クリップボードからディスプレイエミュレータに改行コードを貼り付けるときの動作を指定します。次の項目から選択します。
削除
ブランク
改行キー動作
貼り付け文字の長さがフィールド長を超えている場合に、改行またはタブをフィールドの区切りとして、フィールド長を超える文字を切り捨てます。
貼り付ける時に貼り付け対象のフィールドをクリアして貼り付けます。クリア動作は、Erase Input動作でクリアを行うため、フィールドの任意の位置での貼り付けは、カーソルをフィールドの先頭位置に移動し、フィールド内のすべての入力文字をクリアします。
保護フィールドのスキップと入力禁止フィールドに貼り付けようとした場合、次の入力可能フィールドまでスキップして貼り付けを行います。
マウスまたはキーボードの範囲選択を行選択します。80カラム単位に改行コードを付加します。
マウスまたはキーボードの範囲選択を矩形選択します。各行の右端に改行コードを付加します。
■編集モード-区切り指定
クリップボードへコピーするときの区切り記号の設定を行います。
[編集モード]タブの[区切り指定]をクリックします。
ホスト画面上のどの位置を区切り文字の対象にするかを指定します。フィールド属性位置、カンマ、スペース、セミコロン、および指定文字の複数を指定できます。
クリップボードにコピーするときに置き換える文字を指定します。空白、カンマ、改行、タブまたは1バイト記号を指定します。
行の先頭が区切り文字になる場合は、クリップボードに区切り記号を挿入しません。
区切り文字が2つ以上連続する場合は、クリップボードに1つだけ区切り記号を挿入します。
Webブラウザとの連携機能を設定します。
[プロファイル]ダイアログから[リンク]タブをクリックします。
ディスプレイエミュレータ画面に表示されたURLをクリックすることで、Webブラウザを起動します。画面上に表示されている「http://」または「https://」で始まる文字をURLとして扱いますので、簡単にハイパーリンク機能を使うことができます。URLは下線が引かれ、URL上にマウスを移動させると、手の形に変化します。
「URLホットスポットを使用する」をチェックすると、URLホットスポットが有効になります。
注意
エミュレータ画面に表示されているURLをキーボードで変更した場合は正しいURLが認識されない場合があります。
ディスプレイエミュレータの拡張機能である「WWWサーバ ハイパーリンク連携機能」の詳細設定を行います。
(→「9.2 拡張機能」参照)
[リンクを開く前に確認する]をチェックすると、URLをWebブラウザで開く前に、URLを確認するダイアログを表示します。
■ホットスポット
ホットスポット機能を設定します。
[プロファイル]ダイアログから[ホットスポット]タブをクリックします。
ホットスポット機能を使用するか、使用しないか、ON、OFFを選択します。
画面上の保護フィールド内のPF1~PF24、F1~24、PA1~3、実行もしくはENTERの文字列をホットスポット化し、マウスのクリックで機能キーをホストに送信します。
文字列は以下の区切り文字で囲まれている必要があります。
,.:;/=-()<> !+*{}'\"?
また、空白文字、1バイト文字と2バイト文字の切り替え、制御コード、アトリビュート位置も区切りと判断します。
各機能キーをホットスポット化する場合は、チェックボックスをチェックします。
参考
「PF12KEY」のように区切り文字で囲まれていない文字列は、ホットスポット化されません。このような場合はPFキーの送信をマクロに登録しておき「PF12」の文字列とマクロを関連付けることでホットスポット化できます。
画面上の保護フィールド内の任意の文字列をホットスポット化し、マウスのクリックで指定したマクロを実行します。
本機能を利用する場合は、あらかじめ[リソースの関連付け設定]から、任意のマクロファイルと設定したいユーザとの関連付けを行っておいてください。
この機能を利用する場合は、チェックボックスをチェックします。
ホットスポット化する文字列の優先度を指定します。リストボックスの上にあるものほど優先度は高くなります。
ホットスポット化する文字列と、マクロファイルの関連付けを行います。
[追加]ボタンをクリックすると[ホットスポットの設定ダイアログ]が表示されます。ホットスポットの説明もここで指定します。
ホットスポット化する文字列と、マクロファイルの関連付けの設定を変更します。リストボックスに表示されている文字列を選択し、[変更]ボタンをクリックします。[ホットスポットの設定ダイアログ]が表示されます。
ホットスポット化する文字列と、マクロファイルの関連付けの設定を削除します。リストボックスに表示されている文字列を選択し、[削除]ボタンをクリックします。
ホスト画面の文字列:
ホットスポット化するホスト画面の文字列が表示されます。
実行するマクロ:
ホットスポットをクリックしたときに実行するマクロファイルが表示されます。
説明:
ホットスポット位置にマウスがあるときに、エミュレータのステータスバーに表示する文字列が表示されます。
保護フィールドで、マウスをダブルクリックした時の動作を指定します。
保護フィールドの任意の位置でマウスをダブルクリックすると、そのフィールドの先頭に移動し、実行動作を行います。
この機能を有効にする場合は、チェックボックスをチェックします。
保護フィールド内の任意の文字列位置でマウスをダブルクリックすると、その文字列をコピーしカーソル位置に貼り付けます。
その後実行動作を行います。
コピーする文字列の範囲は、ダブルクリックした位置の前後にある以下の区切り文字で判断されます。
,.:;/=-()<> !+*{}'\"?
また、空白文字、1バイト文字と2バイト文字の切り替え、制御コード、アトリビュート位置も区切りと判断します。
この機能を有効にする場合は、チェックボックスをチェックします。
注意
ホットスポット化できるのは保護フィールド(入力禁止のフィールド)のみです。
ホットスポットの優先度は以下のようになります。
(優先度高) (優先度低) URLホットスポット >機能キー > 文字列 > 文字列タイプ+実行> カーソル移動+実行
グラフィック文字はホットスポットにできません。
HTMLモードでは、行をまたがる文字列はホットスポットにできません。
■ホットスポットの設定
ホスト画面の文字列と実行するマクロファイルと説明の関連付けを行います。
[追加]または[変更]をクリックすると表示されます。
ホットスポット化する文字列を指定します。文字列を直接入力するか[41A1]のようにJEFコードをカッコ[]で囲みます。カッコ内は1つの項目だけ指定可能です。左カッコ[を入力するときは[[のように左カッコを重ねて記入します。
指定できる最大文字数は半角で256文字です。
ホットスポット位置でクリックした場合に実行するマクロをリストから選択します。
ホットスポット位置にマウスがあるときに、エミュレータのステータスバーに表示される文字列を指定します。
画面サイズによってステータスバーに収まりきらない場合、説明は切りつめられます。指定できる最大文字数は半角で32文字です。
ディスプレイエミュレータのデザインの設定を行います。
[プロファイル]ダイアログから[デザイン]タブをクリックします。
エミュレータの表示デザインとして、スタイルよりWebスタイル、GUIライクモード、OFFを選択します。
デザインでは、立体化、カラー、背景、そしてカーソル行の4つの属性についてそれぞれ詳しく指定することが可能です。
各設定は、スタイルを設定してから、設定を行ってください。
各設定を有効にすると、ダイアログ上にタブと設定できる項目が表示されます。各設定項目はタブをクリックして切り替えます。
注意
Webスタイルは、入力フィールドの修飾属性(ブリンク、反転、下線)へは適用されません。
Webスタイルで動作中のエミュレータは、保護フィールドへのカーソル移動が抑止されます。
WSMGR for Webでは、デザインの代表的な設定として3種類のパターンをあらかじめ用意しています。ボタンをクリックすると、各パターンに登録されている既存設定を利用できます。
参考
パターン1/パターン2/パターン3の設定内容は変更できません。パターンをもとに設定の一部をカスタマイズしたい場合は、各パターンのボタンをクリックして設定をロード後、変更したい部分を設定し直し、そのままプロファイル設定を保存してください。
なお、設定したプロファイルを継続利用するには、管理ツールまたはプロファイル保存権限を持つユーザでプロファイル設定を保存する必要があります。
[スタイル]にWebスタイルを選択時、HTMLモードで使用するCSS(Custom Style Sheet)ファイルを選択します。
CSSファイルで指定が可能なエミュレータのデザインと、対応するCSSのクラス、およびスタイルは下記になります。
カラー
デザイン項目 | クラス | スタイル | |
---|---|---|---|
文字/罫線 | 青 | dspemu-bule | color |
赤 | dspemu-red | color | |
マゼンタ | dspemu-magenta | color | |
緑 | dspemu-green | color | |
シアン | dspemu-cyan | color | |
黄 | dspemu-yellow | color | |
白 | dspemu-white | color | |
罫線 | dspemu-line | color | |
背景/カーソル行 | GUI背景色1 | dspemu-back1 | background-color |
GUI背景色2 | dspemu-back2 | background-color | |
テキストボックス背景色 | dspemu-textbox | background-color | |
カーソル行(テキストボックス) | dspemu-cursor | background-color | |
カーソル行(下線) | dspemu-cursor | color | |
ホットスポット | ボタン背景 | dspemu-button | background-color |
ボタン文字 | dspemu-button | color |
背景
デザイン項目 | クラス | スタイル | |
---|---|---|---|
画像 | センター | dspemu-bgimage | background |
タイル | dspemu-bgimage | background | |
拡大 | dspemu-bgimage | background |
注意
上記以外のスタイルを指定した場合の動作は保証されません。
CSSファイルはあらかじめリソースとして登録しておく必要があります。
●立体化設定
立体化のチェックボックスをチェックします。立体化の設定が有効になり、設定できる項目が表示されます。すでに[立体化]が有効になっている場合は、[立体化設定]タブをクリックして立体化の設定項目を表示します。
罫線を立体化するかどうか指定します。罫線を立体化する場合は、チェックボックスをチェックします。
立体化を行わない場合は、指定された罫線色で表示されます。
非保護フィールドをテキストボックス化するかどうか指定します。非保護フィールドをテキストボックス化する場合は、チェックボックスをチェックします。
補正方法は次の3種類から選択します。各項目は、非保護フィールドのテキストボックス化を有効にすると、選択が可能になります。
補正は行わず、非保護フィールドはすべてテキストボックス化します。
複数行にまたがる非保護フィールドが存在した場合、複数行にまたがるテキストボックスの行間を削除し、1つのボックスとして表示します。ActiveXモードのみ有効な設定です。
複数行にまたがる非保護フィールドが存在した場合、1行目のテキストボックスだけを表示します。
ただし、ActiveXモードでカーソルが2行目以降にある場合には、カーソル行がテキストボックス化されます。
非保護フィールドの指定において、最終行,最終桁の位置から先頭行,先頭桁への折り返し指定があった場合、テキストボックスの折り返し表示を行うかどうか指定します。
折り返し表示を行わない場合は、チェックボックスをチェックします。
注意
画面に保護フィールドが1つもない場合(ログオン前の画面等)はテキストボックス化しません。
立体化では、付加した影の分だけ罫線および非保護フィールドの境界線が太くなるため、文字の表示スペースに対する文字サイズが大きく感じられる場合があります。
WSMGR for Webではこのような場合に文字サイズの補正を行うかどうかの設定を選択できます。
文字補正を行う場合は、チェックボックスをチェックします。ActiveXモードのみ有効な設定です。
注意
「文字縮小表示を行なう」をチェックすると、画面サイズによっては文字が見づらくなります。この場合は、チェックを外すか画面サイズを大きくしてください。
ホットスポット位置をWindowsのボタンのような形状で表示します。
注意
罫線等のアトリビュートに隣接するホットスポットは、ボタン表示がアトリビュート位置まで広がるように補正されます。この補正は表示のみのため、実際にホットスポットとして動作するのはマウスが手の形に変わっている部分のみとなります。
URLホットスポットはボタン化されません。
●カラー設定
カラーのチェックボックスをチェックします。カラーの設定が有効になり、設定できる項目が表示されます。
すでに[カラー設定]が有効になっている場合は、[カラー設定]タブをクリックしてカラーの設定項目を表示します。
カラー設定を行う属性を選択します。次の属性の設定が可能です。
文字色/罫線色
背景色/カーソル行色
ホットスポット
指定色のリストから、変更したい色または項目を選択し、反転表示にします。赤、緑、青の値をそれぞれ指定して色を変更します。各要素は0~255の値で設定します。
カラーパレットを表示します。パレットから色を選択して変更することも可能です。
選択中の指定色を初期設定に戻します。
参考
ホストから指定されているカラー表示色や、罫線の表示色を変更することができます。背景の設定を有効にした際、表示が見にくい場合にはこの設定を変更します。
●背景設定
背景のチェックボックスをチェックします。背景の設定が有効になり、設定できる項目が表示されます。
すでに[背景設定]が有効になっている場合は、[背景設定]タブをクリックして背景の設定項目を表示します。
現在指定している、背景の表示状態を擬似的に表示します。
実際のエミュレーション画面とは若干の違いがあります。
背景設定を、単色表示、または二色表示から選択します。
カラー設定で指定されたGUI背景色1で背景を表示します。
カラー設定で指定されたGUI背景色1と、GUI背景色2で、行ごとに色を変化させ、縞模様として背景を表示します。
背景として表示させる画像を指定します。リストに表示されたリソースディレクトリの画像ファイル名から選択します。
BMP、GIF、JPEGの3種類のファイル形式が指定できます。
「(なし)」を選択した場合には、背景に画像ファイルを表示せず、単色表示、もしくは二色表示を行います。
ローカル環境に保存されているイメージを指定したい場合には、[参照]をクリックします。[ファイル]ダイアログが表示されますので、任意の画像ファイルを選択します。ActiveXモードのみ有効な設定です。
背景として表示するイメージの表示位置を選択します。中央に表示、並べて表示、または画面サイズに表示から選択してください。
エミュレーション画面の中央にサイズ変更せず画像を表示します。
エミュレーション画面の左上から、サイズ変更せずに画像を縦横に並べて画面全体に画像を表示します。
エミュレーション画面のサイズに合わせて指定した画像の拡大縮小を行い、画面全体に画像を表示します。
グラフィック表示を使用時、グラフリセットを受信した場合、グラフ制御はホストから指定された色で背景の塗りつぶしを行います。
WSMGR for Webでは、この動作を無視するかどうかの選択を行います。
無視を行う場合は、チェックボックスをチェックします。
●カーソル行設定
カーソル行のチェックボックスをチェックします。カーソル行の設定が有効になり、設定できる項目が表示されます。
すでに[カーソル行設定]が有効になっている場合は、[カーソル行設定]タブをクリックしてカーソル行の設定項目を表示します。
エミュレーション画面上にある、カーソル行の表示スタイルを選択します。
カーソル行を下線にて指定したカーソル色で表示します。色の設定はカラー設定で行います。
カーソル行の背景色を指定されたカーソル色で表示します。色の設定はカラー設定で行います。ActiveXモードのみ有効な設定です。
カーソル行の存在するテキストボックスのテキスト領域をカーソル色で表示します。カーソル色の設定はカラー設定で行います。
現在のカーソルの状態を表示します。文字の色は黒で固定です。
カーソル行にあるテキストボックスに対し、ホストから指定された反転色指定を無視する指定を行います。
無視を行う場合は、チェックボックスをチェックします。
注意
ホストから非保護フィールドに対して反転色が指定されている場合があります。この場合、設定したテキストボックスの背景色、またはカーソル行の色に対して反転色表示を行うことになります。
WSMGR for WebではWebスタイル/GUIライク機能が有効の場合には、Webスタイル/GUIライクの設定を優先するため、このような場合、意図した表示が行えない可能性があります。その場合には「テキストボックスの反転色指定を無視する」を有効にする設定を行ってください。
画面印刷を行うときの印刷書式を設定します。
注意
画面印刷はActiveXモードのみ利用できます。HTMLモードでは、Webブラウザの印刷機能を使用して印刷を行ってください。お使いのWebブラウザによっては意図した印刷結果にならない場合があります。
[プロファイル]ダイアログから[画面印刷]タブをクリックします。
全画面を印刷するか、非保護フィールドのみ印刷するかを指定します。
エミュレーション画面内に表示されているすべての内容を印刷します。
エミュレーション画面内の非保護フィールドのみ印刷します。
テキスト画面をカラーで印刷するか、モノクロで印刷するかを指定します。グラフィック画面については、この指定に関係なくカラーで印刷されます。
テキスト画面をカラーで印刷します。
テキスト画面をモノクロ(白黒)で印刷します。
注意
モノクロプリンタにカラー印刷を行うと使用するプリンタの印刷品質によっては印刷結果が見づらくなる場合があります。
グラフ機能拡張機能を有効にして、グラフ印刷を有効にしている場合、背景色はこの設定に関係なくカラーで印刷されます。
このためモノクロ指定でグラフ印刷を有効にする場合は以下の設定を推奨します。
GUIライクモードを無効にしている場合
カラー設定の背景色を黒に設定。
GUIライクモードを有効にしている場合
GUIライクモードの各設定を次の設定でご使用ください。
背景設定:単色表示、画像なしに設定。
カラー設定:GUI背景色1を黒に設定。
印刷時の拡大/縮小サイズを指定します。指定する値は、10.5ポイントのフォントサイズで印刷した時の印刷サイズを100%とした印刷倍率で指定します。
上方向の印刷余白を行数で指定します。
左方向の印刷余白を桁数で指定します。
印字行間隔を1/10文字単位で指定します。10の場合に1文字分の行間隔となります。
文字間隔を1/10文字単位で指定します。10の場合に1文字分の文字間隔となります。
出力先のプリンタの設定をします。ActiveXモードのみ有効な設定です。
管理ツールまたは、エミュレータを実行しているコンピュータのシステムに登録されているプリンタの一覧を表示します。
一覧の先頭には「通常使うプリンタ」が表示され、これを指定するとWSMGR for Webの実行時にクライアントのシステム上で通常使うプリンタに設定されているプリンタが使用されます。
注意
管理者がプリンタを選択する際には、クライアントにも同じ名前のプリンタが登録されていることを確認してください。
不明な場合は「通常使うプリンタ」を使用することを推奨します。
罫線を印刷するかどうかを指定します。
印刷結果を白黒反転させるかどうかを指定します。カラー指定でモノクロを選択している場合は次のような印刷結果となります。
テキスト文字は黒、背景は白で印刷されます。
テキスト文字は白、背景は黒で印刷されます。
ただし、前述「カラー指定」でモノクロを選択していても背景がカラーで印刷される条件を満たしている場合、背景に関する印刷結果は上記とは異なるものになります。
以下の場合、本設定が有効となっていると色が反転して印刷されます。
カラー指定でカラーを選択している。
カラー指定でモノクロを選択し、かつ背景がカラーで印刷される条件を満たしている。(テキスト文字が黒で印刷される)
グラフィック画面が表示されている場合に、グラフィック画面を印刷するかどうかを指定します。
印刷する前に[印刷設定]ダイアログを表示するかどうかを指定します。頻繁にプリンタを変更したい場合などにチェックしてください。ActiveXモードのみ有効な設定です。
画面印刷が終わった後に用紙を改ページしたくない場合はチェックしてください。この設定は、ActiveXモードで、WSMGR専用プリンタドライバを使用している場合のみ有効です。
ディスプレイエミュレータの使用時に音を鳴らしたい場所の設定をします。
[プロファイル]ダイアログから[サウンド]タブをクリックします。
注意
サウンド機能はActiveXモードのみでご利用できます。
サウンドの種類を選択します。
WAVEファイルを使用して操作時に音を鳴らします。WAVEファイルは音を鳴らす場面ごとにファイル名を指定して設定します。
Win32のビープ音を使用してチェックした項目での操作時に音を鳴らします。入力エラーは、キー入力不可の状態で、キーボード入力を行ったときに警告音を鳴らします。音を鳴らす場面ごとに長さと高さを指定できます。
音を鳴らす場面の指定をします。クリック音、入力エラー、サウンドアラームの3種類を設定できます。音を鳴らしたい場面の項目のチェックボックスをチェックします。