管理ツールではWebブラウザを使用して接続情報の設定、ユーザ、グループ、およびリソースの管理を行います。
Webブラウザを使用して操作を行いますので、WSMGR for WebがインストールされたWebサーバに限らず、TCP/IPで接続された別のクライアントから操作を行うことができます。
管理ツールでは次の操作を行います。
接続アイコンの作成/変更
エミュレータを起動するための接続アイコンの作成/変更を行います。接続アイコンの作成はウィザード形式で設定を行いますので、設定項目を順番に入力するとエミュレータの設定が完了します。
リソースの管理
WSMGR for Webのマクロファイルやファイル転送パラメータリストファイル、JEF変換テーブル等のエミュレータを実行する際に必要となるリソースファイルを管理します。ここで設定したリソースは、エミュレータ実行時に使用されます。ActiveXモードでは、実行する前にクライアントに同じファイルが存在しなければ、自動的に配布されます。
ユーザの管理
WSMGR for Webを利用するユーザをあらかじめ設定しておくことで、登録されていないユーザの利用を防いだり、ユーザの認証情報によって、使用しているユーザに応じたWSMGR for Webの設定を使用することができます。
グループの管理
ユーザをグループにまとめると、利用するユーザをグループ単位に管理することができます。接続アイコンやリソースはグループ単位にも作成することができますので、ユーザをグループに登録することで、グループごとに一括で設定を行うことができます。
接続監視モニタ
ホストに接続中のクライアントの接続状態を管理ツールの接続監視モニタ機能を利用してモニタリングできます。
クライアントの接続状態のログや接続監視モニタのトレースを取得することが可能です。
同期モニタ
同期中のサーバグループの同期状態を管理ツールの同期モニタ機能を利用してモニタリングできます。
サーバグループの同期状態のログやトレースを取得することが可能です。