WSMGR for Webで以下の設定を行ってください。
1)WSMGR for Webの仮想ディレクトリ
すべてのWSMGR for WebサーバはWSMGR for Webインストール時に指定する仮想ディレク トリ名に同一の名前を指定してください。
2)WSMGR for Web関連ソフトウエアの構成
すべてのWSMGR for Webサーバは関連ソフトウエアを同一構成としてください。
JEF拡張漢字サポート(必須)
JEFゴシックフォント
WSMGR LBPサポート
3)利用者定義文字、JEFコード変換テーブルの設定
利用者定義文字およびJEFコード変換テーブルの設定を行ってください。
利用者定義文字はすべてのWSMGR for Webサーバで同一となるよう各サーバで設定してください。
(→利用者定義文字の設定はJEF拡張漢字サポートのユーザーズマニュアル参照)
JEFコード変換テーブル(FMB1JEFB.TBL、FMB1JEF.TBL)はすべてのWSMGR for WebサーバのJEF拡張漢字サポートのインストール先フォルダにコピーしてください。
(→JEFコード変換テーブルの設定はJEF拡張漢字サポートのユーザーズマニュアル参照)
注意
JEFコード変換テーブルのコピーはJEF拡張漢字サポートを利用するすべてのアプリケーションが終了した状態で行ってください。
ローカルフォントを利用する場合は、管理ツールよりリソースの関連付けで利用者定義文字を登録してください。たとえば、共通リソースに利用者定義文字の関連付けを行うと、すべてのユーザが同一の利用者定義文字を利用することができます。このときリソースの検索ルールには「ユーザ(グループ)のみ」以外を指定する必要があります。
(→「8.2.9 リソースの関連付け」参照)
4)接続監視モニタの設定
負荷分散装置を介した運用を行う場合は、負荷分散装置の一意性を保持するため、管理ツールより接続監視モニタの端末生存監視送信間隔を以下のように設定してください。
負荷分散装置の一意性の保証期間 > 端末生存監視送信間隔 *1
*1: 端末生存監視送信間隔とは、ホストに接続済みのクライアントからWebサーバへ、実際に接続中であることの通知を送信する間隔です。この値はWSMGR for Webの接続監視モニタで設定します。
(→端末生存監視送信間隔の設定は「8.2.14 接続監視モニタ」参照)
5)設定情報同期機能の設定
管理ツールより設定情報の同期を自動的に行うための設定情報同期機能を設定してください。
(→「12.1 設定情報同期機能」参照)
注意
管理ツールは負荷分散装置を介さずに直接各WSMGR for Webサーバへ接続できるURLを指定してください。