ディスプレイエミュレータでは英数字やカタカナだけでなく、かなや漢字などの日本語の入力と表示が行えます。
エミュレータ実行中にエミュレータの動作情報を変更できます。動作情報はあらかじめ定義した一覧から選択します。
制御キーの対応を変更できます。また、使用しない制御キーを使用禁止(キーを押しても動作しない)にすることができるので、定型業務での操作ミスの防止に役立ちます。
ディスプレイのフォントを変更できます。
ディスプレイへ表示する色を変更できます。
パソコン上で作成したデータ、またはホスト上にあるデータを転送できますので、プログラム開発、データエントリの業務などに幅広く利用できます。
ホストからのグラフィックオーダを処理し、エミュレータ画面に図形データを表示できます。
テキスト形式のマクロファイルを作成することにより、エミュレータ操作の自動化が可能です。エミュレータはマクロファイルを読み込み、内部に記述されたスクリプトを操作へと展開していきます。
マクロ記録機能を使えば、エミュレータがオペレータ操作をトレースしてスクリプトに展開し、自動的にマクロファイルを生成します。
また、マクロスクリプトを直接記述することにより、ダイアログを用いた条件分岐処理などのより拡張された機能を実現します。
HTMLファイルのスクリプトからWSMGRのマクロ機能と同等の処理を行えます。
スクリプトを利用することにより、ユーザ環境に合わせてブラウザ上でカスタマイズを行うことが可能です。
スクリプトの記述は、HTMLモードではJavaScriptが利用できます。ActiveXモードでは、HTMLのVBScript、またはJavaScriptを利用できます。
HTMLモードのスクリプト機能を使用することで、エミュレータ画面への入力補助機能の追加や、画面表示の変更など、ユーザ環境に合わせてエミュレータ画面をカスタマイズすることが可能です。
スクリプトの記述はJavaScript、VB/C#が利用できます。
JEF拡張漢字/拡張非漢字・ユーザ定義文字の表示が可能です。
従来のエミュレータ画面を簡単にWebやWindows画面のように表示できます。
HTMLモードではWebスタイル、ActiveXモードではGUIライクが利用できます。
エミュレータ上に表示された文字列をマウスでクリックすることによって、PFキーの送信やマクロの実行を行います。
また、マウスのダブルクリックによって、カーソル移動後に実行動作を行ったり、文字列をコピーしてカーソル位置に貼り付けたりできます。
●WSMGR for Web OLEオートメーション機能(ActiveXモードのみ)
WSMGR for Web OLEオートメーション機能は、WSMGR for Webの持つホスト連携機能をOLEオートメーションで呼び出すことができるので、様々なビジュアルツールを使用した業務アプリケーションの構築を可能とします。
●エミュレータ画面の一時表示機能(ActiveXモードのみ)
エミュレータ画面の一時表示機能は、エミュレータの画面情報をビットマップ、またはテキストの形式で一時的に別ウィンドウに表示することができます。
この機能により、1画面ごとに遷移してしまうエミュレータのホスト画面を一時保管し、次のホスト画面で参照することや、テキストからコピーした文字列をエミュレータ画面への入力に使用することができます。