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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.0.1 ユーザーズガイド
Interstage

2.1 独自分散ファイルシステム(DFS)

独自分散ファイルシステム(DFS)には以下の機能があります。


外部ストレージ装置の利用

高い信頼性・運用性のある当社の外部ストレージ装置 "ETERNUS" を利用することができます。

RAID 機能を利用して、HDFS のようなソフトウェアによるデータのレプリカ処理を行う必要がなく、高速なアクセスを実現しています。

また、スレーブサーバとディスクを個別にサイジングできるため、必要な資源だけを無駄なく追加できます。


POSIX 準拠のインターフェース

Linux 標準のファイルアクセスインターフェース(POSIX)をサポートします。

アプリケーションの変更なしにデータ入出力が可能なため、容易かつ、効率的な連携を実現できます。


メモリキャッシュによる高速化

スレーブサーバ内のメモリキャッシュを効率的に割り当てることができ、処理速度を向上しています。

各サーバで取得した管理データ情報(メタデータ)をキャッシュ保持することで、管理データにアクセスするためのネットワーク通信が繰返し発生することはありません。