動作確認を実施して問題がないことが確認された場合は、構築したシステムをバックアップすることをお勧めします。
ここでは、構築したシステムのバックアップについて説明します。
Systemwalker Centric Manager のバックアップ/リストアは、以下の方法で実施してください。
V10.0L20以降:
Systemwalker Centric Managerで提供している[運用環境保守ウィザード]の[運用環境の退避/運用環境の復元]を使用してください。
10.0L10以前:
Systemwalker Centric Managerで提供しているバックアップリストアコマンド(mpbkc/mprsc)を使用してください。
OSのフルバックアップ/フルリストアを使用する場合
バックアップツール(ntbackupなど)や、バックアップソフト(ARCServeなど)を使用した、OSのフルバックアップ/フルリストアは、原則として動作保証外です。
以下の条件を満たしている場合は、OSのフルバックアップ/フルリストアでSystemwalker Centric Managerのバックアップ/リストアが可能ですが、実施する場合は、事前に十分検討/検証してください。
OSのフルバックアップ/フルリストアを行うシステムのインストール種別が、運用管理サーバ以外であること
OSのフルバックアップ/フルリストアの際に、Systemwalker Centric Managerのサービスが停止していること
OSのバックアップ/リストアで、ファイルシステムの情報がフルリストア操作の前後で、同一となることが保証される方法であること
OSのフルリストアの後で、OSの動作が保証されていること
条件を満たしていない場合、正しくSystemwalker Centric Manager をバックアップ/リストアすることができません。
また、作業実施前には、必ず以下の手順を実施してください。
V10.0L20以降:
Systemwalker Centric Managerで提供している運用環境保守ウィザードで運用環境を退避してください。
10.0L10以前:
Systemwalker Centric Managerで提供しているバックアップリストアコマンド(mpbkc/mprsc)を使用し、運用環境を退避してください。