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Systemwalker

10.4.2 接続の承認処理をする

開催しているセッションに他のエキスパートが参加しようとしたとき、それを[Live Help Expert]プログラムが通知するようにすることができます。通知に対してエキスパートは、セッションへの参加を認めることも、拒否することもできます。

この機能は、[セッションを開く]ダイアログボックスの[接続の承認処理をする]オプションで設定できます。接続の承認処理をするには、チェックボックスにチェックをつけます。承認処理なしにセッションに参加することを認めるには、チェックボックスを空白のままにします。デフォルトの設定は「接続の承認処理をする」です。

クライアントも、接続の承認処理をすることができます。[Live Help Client]プログラムを起動したのち、[設定の変更]ボタンをクリックしてください。ダイアログボックスが開かれ、[接続の承認処理をする]チェックボックスが表示されます。また、[Live Help Clientセットアップ]からも設定できます。

クライアントが[接続の承認処理をする]の設定をONにしていると、エキスパートからの接続要求に対して接続を承認するかどうか尋ねるダイアログボックスが表示されます。このとき、エキスパートには「要求の応答を待っています。」のメッセージが表示されます。その後、クライアントが承認するとセッションを開始することができます。クライアントが拒否した場合は、エキスパートには「セッションへの参加要求は拒否されました。」と表示され、セッションを行うことができません。

注意

  • Live Help以外のアプリケーションプログラムのウィンドウが前面に表示されている場合でも、通常、接続を承認するかどうか尋ねるダイアログボックスは画面の前面に表示されますが、他のアプリケーションプログラムの作りによっては、そのプログラムのウィンドウの後ろに隠れてしまう場合があります。

  • [Live Help Client]プログラムの起動方式が「サービスとして起動・Windows起動時に自動起動」に設定されている場合は、クライアントが5秒以内に承認しないと、クライアントが離席しているものと見なし、自動的に接続拒否の応答をします。

  • [Live Help Client]プログラムの起動方式が「サービスとして起動・自動起動しない」または「通常アプリケーションとして起動」に設定されている場合は、クライアントが30秒以内に承認しないとクライアントが離席しているものと見なし、自動的に接続拒否の応答をします。

参考

[Live Help Monitor]プログラムには、セッションを開く機能がありません。したがって、接続の承認処理もありません。