管理OSの監視運用について説明します。
ポイント
Systemwalker Centric Managerの機能を使用して監視を行う場合、管理OSとゲストOSの構成がわかるように監視マップを作成しておくことにより、管理OSでの異常がどのゲストOSに影響するかを、監視マップ上で確認することができます。
VMware(R) Infrastructure 3/VMware(R) vSphere 4の場合
VMware(R) Infrastructure 3/VMware(R) vSphere 4の場合は、Systemwalker Centric Manager の監視機能と、Server Viewを使用して管理OSの監視を行います。
ここでは、以下の監視運用について説明します。
負荷監視(リソース使用状況の監視)
VMware(R) ESX Serverのリソース使用状況は以下の方法で監視することができます。
Server Viewパフォーマンスマネージャで監視する
[Systemwalkerコンソール]に登録したServerViewコンソールから、Server Viewパフォーマンスマネージャを起動し、VMware(R) ESX Serverを監視します。
Server Viewパフォーマンスマネージャの使用方法については、ServerViewのマニュアルを参照してください。
VMware(R) VirtualCenter/ VMware(R) Infrastructure Clientを使用して監視する
[Systemwalkerコンソール]から、VMware(R) Infrastructure Clientを起動して、VMware(R) ESX Serverを監視します。
VMware(R) VirtualCenter/ VMware(R) Infrastructure Clientの使用方法については、VMware(R)のマニュアルを参照してください。
Server Viewエージェントから送信されるVMware(R) ESX Server のSNMPトラップで監視する
[Systemwalkerコンソール]に表示されるServer ViewエージェントからのSNMPメッセージで、VMware(R) ESX Serverを監視します。
SNMPトラップによる監視ついては、“Systemwalker Centric Manager 解説書”の“ネットワーク/システムの稼働状況を監視する”を参照してください。
状態監視
Systemwalker Centric Managerのネットワーク管理機能で、管理OSの稼働状態を監視することができます。
たとえば、管理OSのネットワークが切断された場合、[Systemwalkerコンソール]上の管理OSのアイコンに、異常を表すアイコンが表示されます。また、異常を示すメッセージも表示されます。
ネットワーク管理機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“ネットワーク構成を管理する”を参照してください。
トラフィック監視
VMware(R) ESX Serverの管理OSの場合、Systemwalker Centric Managerのネットワーク管理機能で、トラフィック情報を監視することができます。
ネットワーク管理機能でトラフィック情報を監視する方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“ネットワーク/システムの異常を監視する”を参照してください。
PRIMEQUEST 仮想マシン機能/Linux 仮想マシン機能の場合
PRIMEQUEST 仮想マシン機能/Linux 仮想マシン機能の場合は、Systemwalker Centric Managerの機能を使用して、物理環境上のシステムと同様に監視することができます。
ここでは、以下の監視運用について説明します。
負荷監視(リソース使用状況の監視)
Systemwalker Centric Managerの性能監視機能で、管理OSのサーバ性能監視(CPU、メモリなど)を行うことができます。
たとえば、管理OSでしきい値超えが発生した場合、Systemwalkerコンソール上に、異常を示すメッセージが表示されます。また、ノード詳細表示(サーバ性能)機能を使用して、管理OSのリソース使用量の詳細を確認することができます。
性能監視機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“性能を監視する”を参照してください。
ノード詳細表示(サーバ性能)機能については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“性能情報の詳細を表示する”を参照してください。
状態監視
Systemwalker Centric Managerのネットワーク管理機能で、管理OSの稼働状態を監視することができます。
たとえば、管理OSのネットワークが切断された場合、[Systemwalkerコンソール]上の管理OSのアイコンに、異常を表すアイコンが表示されます。また、異常を示すメッセージも表示されます。
ネットワーク管理機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“ネットワーク構成を管理する”を参照してください。
PRIMEQUEST 仮想マシン機能/Linux 仮想マシン機能のプロセス監視
Systemwalker Centric Managerのアプリケーション監視機能で、PRIMEQUEST 仮想マシン機能/Linux 仮想マシン機能のプロセスを監視することができます。
たとえば、管理OSで、PRIMEQUEST 仮想マシン機能/Linux 仮想マシン機能のプロセスに異常が発生した場合、Systemwalkerコンソール上に、アプリケーション稼働違反イベントが出力され、監視アプリケーションが停止状態(赤色)になります。
アプリケーション監視機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“アプリケーションの異常を監視する”を参照してください。
異常メッセージの監視
Systemwalker Centric Managerのイベント監視機能で、管理OSの障害を監視することができます。
イベント監視機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“ネットワーク/システムの障害を監視する”を参照してください。