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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編
Systemwalker

8.1 運用管理クライアントの動作環境を定義する

資源配付機能は、運用管理クライアント上で[資源配付]ウィンドウを操作するためにポート番号として9231番を使用しています。ポート番号を変更する必要がある場合は、以下の動作環境ファイルの値(port)を変更してください。また、この番号はネットワーク内で一意な番号でなければなりません。このため、変更する場合は、運用管理サーバ、他のサーバおよびクライアントのservicesファイル内に設定されているdrmsのポート番号も合わせて変更する必要があります。


動作環境ファイル名

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmsop\etc\drmsgui.dat

動作環境ファイル(drmsgui.dat)の設定項目および書式については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

注意

運用管理クライアントの接続台数について

  • 運用管理クライアントの接続台数も、運用管理サーバのDRMS編集ファイル内に設定されているcntmaxオプションの指定値に基づいて抑止されます。接続する運用管理クライアント台数も含めてcntmaxオプションの値を指定する必要があります。

  • 運用管理クライアントは接続直後の初期化処理を高速化するため、運用管理クライアントの起動直後は複数のセション(最大8セション)を同時に接続しています。このため、運用管理クライアント起動直後の接続可能クライアント数はcntmaxの指定値-8になります。複数の運用管理クライアントが同時起動した場合は、cntmaxの指定値-(8×同時起動運用管理クライアント数)が、接続可能クライアント数となります。

ポイント

Terminal Services接続対応

Systemwalker Centric Managerが提供してきた運用管理クライアントによる[リモート操作機能]による遠隔操作に加え、以下のWindows OSのターミナルサービス(リモートデスクトップ)にも対応しています。

  • Windows(R) 2000

  • Windows(R) XP

  • Windows Vista

  • Windows 7

  • Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE

  • Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2

そのため、運用管理クライアントのインストール作業が不要となり導入作業が軽減できます。