機能説明
アクセス制御設定を誤って配付した場合に、管理対象サーバでアクセス制御機能を緊急停止します。停止後、セキュリティ管理者に連絡をして、設定を是正してください。ポリシーを再度配付、scentricmgr(サービス/デーモンの起動コマンド)を実行、または緊急停止コマンドをstartオプションで実行することで、アクセス制御を再開します。
記述形式
【Linux版】
swsvaccontrol | [start] |
【Windows版】
swsvaccontrol |
オプション
【Linux版】
アクセス制御機能を再開します。
【Windows版】
なし
復帰値
正常終了
権限違反
パラメタ異常
内部異常
コマンド格納場所
Linux | /opt/systemwalker/bin |
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsvac\bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバで実行可能です。
注意事項
【Windows版】
緊急停止コマンド(swsvaccontrol)の所要時間は数秒程度です。
サーバアクセス制御の再開は以下のいずれかを実施してください。
アクセス制御ポリシーを再度配付する
Systemwalker Centric Managerのサービス起動コマンド(scentricmgr)を実行する
【Red Hat Enterprise Linux 5】
緊急停止コマンド(swsvaccontrol)の所要時間は数秒程度です。
サーバアクセス制御の再開は以下のいずれかを実施してください。
アクセス制御ポリシーを再度配付する
Systemwalker Centric Managerのサービス起動コマンド(scentricmgr)を実行する
緊急停止コマンド(swsvaccontrol)にstartオプションを指定して実行する
(緊急停止コマンド(swsvaccontrol)の実行には数秒程度かかります。)
【Red Hat Enterprise Linux 6】
緊急停止コマンド(swsvaccontrol)は時間がかかることがあります。
目安としては、優先ルールに設定したユーザ/グループが10個の場合で10~15分となります。アクセス制御ポリシーの優先ルールに設定したユーザ/グループ数が多い場合は、さらに時間がかかることがあります。
サーバアクセス制御の再開は以下のいずれかを実施してください。
アクセス制御ポリシーを再度配付する
緊急停止コマンド(swsvaccontrol)にstartオプションを指定して実行する
(緊急停止コマンド(swsvaccontrol)の実行には数分程度かかります。)
使用例
【Windows版/Linux版】
緊急時に、アクセス制御を停止します。
swsvaccontrol
【Linux版】
アクセス制御を再開します。
swsvaccontrol start