Systemwalker Centric Managerをクラスタ上へ構築する設定について説明します。構築する前に、運用管理サーバの環境を確認してください。
詳細については、“環境構築前の準備”を参照してください。
インストール
プライマリノード、およびセカンダリノードに、Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバをインストールします。インストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
インストール後は、コンピュータを再起動するメッセージボックスが表示されます。[はい]ボタンをクリックし、コンピュータを再起動してください。
注意
コンピュータを再起動したあとに、[運用環境保守ウィザード]ウィンドウが表示されます。ここでは、[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
共有ディスクにはインストールしないでください。
ユーザ情報の設定
ユーザ情報をOSで管理する場合もSystemwalker共通ユーザー管理機能を使用して管理する場合も、ユーザ情報の管理方法はプライマリノードとセカンダリノードとで同一にしてください。
ユーザ情報をOSで管理する場合もSystemwalker共通ユーザー管理機能を使用して管理する場合も、プライマリノードとセカンダリノードのOS上に登録されているSystemwalker Centric Manager用のユーザ情報(ユーザID、グループ)を同一にしてください。
ユーザ情報をSystemwalker共通ユーザー管理機能を使用して管理する場合は、接続先のSystemwalker認証リポジトリはプライマリノードとセカンダリノードとで同一にしてください。
ユーザ情報がプライマリノードとセカンダリノードで同一でない場合は、フェールオーバ時にユーザIDが見つからなかったことを示す警告メッセージが表示される場合があります。フェールオーバ先で使用しないユーザIDであれば、対処の必要はありません。フェールオーバ先で必要なユーザIDである場合には、ユーザIDを作成し、必要なアクセス権を定義してください。アクセス権の定義方法は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“Systemwalkerの利用者権限を定義する”を参照してください。