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Symfoware Server V11.0.1 セキュリティ運用ガイド
Symfoware

A.1 RDBコマンド一覧

Symfoware/RDBのコマンドの一覧を以下に示します。

表A.1 RDBコマンドの一覧

コマンド

機能概要

管理者

利用者

rdbadjrcv

テンポラリログファイルの入出力障害時にデータベースをリカバリします。

×

rdbaldic

RDBディクショナリの追加割当ておよび容量拡張を行います。

×

rdbalidx

インデックスの縮退指定の変更または状態の変更を行います。

×

rdbalmdsi

DSIに対するアラームポイントおよび自動拡張の定義を行います。

×

rdbaudit

監査ログデータベースの作成、追加、削除、情報表示、強制切り換えを行います。

×

rdbchksanity

Symfoware/RDBの動作確認を行います。

×

rdbclrf

ファイルまたはローデバイスの内容消去および削除を行います。

○(注)

rdbcninf

コネクション状態および通信環境の状態を表示します。

×

rdbconbf

DSIと共用バッファプールの対応関係を登録します。

×

Linuxrdbcpraw(Linuxの場合)

Symfoware/RDBの資源を複写します。

×

rdbcrbf

指定されたページ長とページ数を持つ共用バッファを開設します。

×

rdbcrdic

RDBディクショナリを作成します。

×

rdbddlex

データベース定義ファイルからデータベースを作成します。

×

rdbddlfix

定義情報の変更内容を一括して確定します。

×

rdbdisbf

DSIと共用バッファプールの対応関係を解除します。

×

rdbdmp

データベース内のDSIごとのデータを外部ファイルにバックアップします。

×

rdbdmpdic

RDBディクショナリのデータを外部ファイルにバックアップします。

×

rdbdrbf

指定された共用バッファ内のページ長の共用バッファを閉鎖します。

×

rdbdvinf

退避装置の情報を表示します。

×

rdbenckey

マスタ暗号化キーの作成、変更および削除を行います。

×

rdbexdir

RDBディレクトリファイルをSymfoware/RDBから切り離しまたは接続します。

×

rdbexdsi

DSIをSQL処理の対象から除外または除外を解除します。

×

rdbexecsql

データベースやSQL文をチューニングします。

rdbexspc

データベーススペース、RDBディクショナリおよび監査ログデータべースのSymfoware/RDBからの切り離しまたは接続を行います。

×

rdbfmt

DSIを初期化します。

×

rdbgcdic

RDBディクショナリを再配置します。

×

rdbgcdsi

指定されたDSIを再配置します。

×

rdbhsrsc

フェイルオーバ運用でのクラスタシステムへRDBのリソースを登録、変更、削除および表示を行います。

×

rdbinf

DSI、データベーススペースまたはRDBディクショナリに関する資源情報、更新抑止情報およびアクセス禁止情報などの運用情報を表示します。

×

rdbinh

指定された資源をアクセス禁止状態にします。

×

rdblkinf

資源の占有情報を表示します。

×

rdblog

テンポラリログファイルおよびアーカイブログファイルの作成と初期化を行います。

×

rdbpldic

表の定義情報をメモリに展開およびメモリから削除します。

×

rdbpmreport

システムの性能情報を表示します。

×

rdbpmsetup

パフォーマンスモニタの環境を設定します。

×

rdbpmsqllist

処理時間の長いSQL文、アクセスプランを表示します。

×

rdbpmt

指定された資源のアクセス禁止状態を解除します。

×

rdbprdic

RDBディクショナリの領域の使用状況を標準出力に出力します。

×

rdbprt

データベースの定義に関する情報、または定義されたデータベース名の一覧を標準出力に出力します。

×

rdbprtbf

共用バッファ識別子の一覧、共用バッファプールの情報、共用バッファプールとDSIとの結合情報を表示します。

×

rdbprtmsg

メッセージの説明、対処方法を表示します。

rdbprxid

XA配下のインダウト状態のトランザクションのXID一覧を表示します

×

rdbps

アプリケーションやRDBコマンドの実行状況を表示します。

×

rdbrcv

退避データをもとにデータベースの資源のリカバリを行います。

×

rdbrcvadt

監査ログエレメントのリカバリを行います。

×

rdbrcvdic

RDBディクショナリおよびRDBディレクトリのリカバリを行います。

×

rdbresident

DSIをメモリに常駐または常駐解除を行います。

×

rdbrls

指定された資源に対して、リカバリレベルの切替えや更新抑止および参照更新抑止などの利用規定を解除します。

×

rdbrtr

指定された資源に対して、リカバリレベルの切替えや更新抑止および参照更新抑止などの利用規定を登録します。

×

rdbsaloader

外部ファイルのデータからDSIに対してデータの追加を行います。

×

rdbsar

RDBの性能情報を表示します。

×

rdbscldir

ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの作成、情報表示および削除します。

×

rdbsetrp

リカバリポイントの設定を行います。

×

rdbsloader

外部ファイルのデータから、表のDSIおよびそれにインデックスが定義されている場合にはそのすべてのインデックスのDSIを創成します。

×

rdbspcinf

データベーススペースの領域の使用状況を出力します。

×

rdbstart

Symfoware/RDBシステムを起動します。

×

rdbstop

Symfoware/RDBシステムを停止します。

×

rdbsuloader

外部ファイルのデータからDSIに対するデータの追加、置換、更新および削除を行います。

×

rdbsysstat

RDBシステムの利用モードの変更および状態表示を行います。

×

Solarisrdbtadef(Solarisの場合)

Textアダプタ定義の登録、削除、登録内容の表示

×

Solarisrdbtais(Solarisの場合)

表またはDSIのデータから、Accela BizSearchインデックス作成用定義ファイルを作成します。

×

rdbterm

コネクションの強制回収をします。

×

rdbudsi

DSIに割当てられた領域の使用状況を出力します。

×

rdbunl

表または表のDSIのデータを外部ファイルに出力します。

×

rdbunladt

監査ログデータのバックアップおよび初期化を行います。

×

rdbunlsql

SQL文による検索結果をファイルに出力します。

×

rdbunlx

XMLデータの検索結果を外部ファイルに出力します。

×

rdbups

SQLで使用する最適化情報をRDBディクショナリに設定し、標準出力に出力します。

×

rdbupt

外部ファイルのデータから表に対するデータの追加、更新および削除を行います。

×

rdbxarcv

XA配下のインダウト状態のトランザクションのダウンリカバリを行います。

×

sqlcc

SQL埋込みCプログラムのコンパイルおよびリンクを行います。

sqlcobol

SQL埋込みCOBOLプログラムのコンパイルおよびリンクを行います。

Solarissqlfcc(Solarisの場合)

富士通版Cコンパイルで、SQL埋込みCプログラムのコンパイルおよびリンクを行います。

sqlpc

SQL埋込みCプログラムをプレコンパイルします。

sqlpcob

SQL埋込みCOBOLプログラムをプレコンパイルします。

注) 利用者がrdbclrfコマンドを使用して資源を削除する場合、利用者が作成したファイルのみ削除できます。利用者が作成できる資源については、“付録D 媒体へのアクセス権限”を参照してください。

フェイルオーバ運用を利用した場合

フェイルオーバ運用を行った場合に使用できるRDBコマンド一覧を、以下に示します。

表A.2 フェイルオーバ運用を利用した場合に使用できるRDBコマンド一覧

コマンド

機能概要

管理者

利用者

rdbaltop(注)

待機属性で起動されているSymfoware/RDBの属性変更を行います。

×

rdbhsuty

ホットスタンバイ使用の宣言およびプレオープン情報を出力します。

×

注) 待機モードから運用モードへの属性の変更は、クラスタの状態遷移時に自動的に行われます。

フェイルオーバ運用の運用系・待機系で使用できるRDBコマンド

フェイルオーバ運用の運用系・待機系で使用できるセキュリティ機能用のRDBコマンドを、以下に示します。

参照

以下のコマンド以外は、“クラスタ導入運用ガイド”を参照してください。

表A.3 フェイルオーバ運用の待機系・運用系で使用できるRDBコマンド一覧

コマンド

機能概要

運用

待機

rdbaudit

監査ログデータベースの作成、追加、削除、情報表示、強制切換えを行います。

×

rdbclrf

ファイルまたはローデバイスの内容消去および削除を行います。

rdbrcvadt

監査ログエレメントのリカバリを行います。

×

rdbsysstat

RDBシステムの利用モードの変更および状態表示を行います。

×

rdbunladt

監査ログデータのバックアップおよび初期化を行います。

×

○: 使用可
×: 使用不可

Symfoware Server Advanced Backup Controllerを利用した場合

Symfoware Server Advanced Backup Controllerを利用した場合に使用できるRDBコマンド一覧を、以下に示します。

表A.4 Symfoware Server Advanced Backup Controllerを利用した場合に使用できるRDBコマンド一覧

コマンド

機能概要

管理者

利用者

rdbmrdmp

ミラーリングされたデータベースの切離しにより退避データを作成します。

×

rdbmrinf

リカバリ制御ファイルの情報を表示します。

×

rdbmrrcv

ミラーリングの切離しにより作成された退避データからデータベースをリカバリします。

×

ETERNUSを利用した運用を行っている場合の注意事項

Symfoware Server Advanced Backup Controllerを利用して、ETERNUSを利用した運用を行っている場合、AdvancedCopy Managerやネットワークストレージサーバなどからのバックアップ・リカバリの延長で、監査ログ表には、以下に示すRDBコマンドに関する操作ログが採取されます。

表A.5 ETERNUSを利用した運用を行っている場合に操作ログが採取されるRDBコマンド一覧

コマンド

機能概要

管理者

利用者

rdbmrdmp_app

ETERNUSを利用してデータベースの退避データを作成します。

×

rdbmrrcv_app

ETERNUSを利用してデータベースをリカバリします。

×

rdbmrinf_app

ETERNUSを利用して作成された退避データの情報を表示します。

×

rdbltos

ETERNUSを利用するためにデータベースに関する情報を表示します

×

rdbrtos

ETERNUSを利用するためにデータベースに関する情報を表示します。

×

rdbstol

ETERNUSを利用するためにデータベースに関する情報を表示します。

×