機能
現行セションの対象となる認可識別子を変更します。現行セションの対象となる認可識別子とは、USER定数の値および権限チェックのチェック対象となるものを指します。
記述形式
一般規則
トランザクションは、終了していることが必要です。
変更した利用者は、SET SESSION AUTHORIZATION文を実行したセション内でのみ有効です。
ユーザ指定は、認可識別子とパスワードを斜線“/”で区切って指定します。認可識別子は、OSのログイン名または利用者名を指定します。
認可識別子はCREATE USER文において登録されている必要があります。
標準セキュリティ運用の場合は、パスワードを省略することはできません。
認可識別子は、文字列定数または文字列型の埋込み変数で指定します。
使用例
認可識別子を変更します。
SET SESSION AUTHORIZATION 'USER1/777###FF'