Symfoware/RDBのセットアップの流れを以下の図に示します。
図4.4 Symfoware/RDBのセットアップの流れ
注1) 暗号化機能を利用する場合に行ってください。
注2) クラスタシステムでない場合で、自動起動停止スクリプトを利用する場合に必要。
注3) スケーラブルログ運用を行う場合で、新たなロググループを作成する場合に必要。
注4) XMLアダプタ機能を利用する場合に必要。
注5) Textアダプタ機能を利用する場合に必要。
注意
Symfoware Serverのインストールから監査ログデータベースの作成までの区間は、セキュリティの観点からSymfoware Serverは無防備な状態となります。
このため、Symfoware Serverのインストールから監査ログデータベースの作成までの作業は、サーバを外部ネットワークから隔離した安全な環境に設置し、管理者が責任を持って行う必要があります。
また、Symfoware Serverのインストールから監査ログデータベースの作成までの区間は、RDBコマンドを実行すると以下のようなメッセージが、メッセージログファイルに出力されます。
これは、監査ログデータベースが未作成の状態で発生したRDBシステムの運用ログをメッセージログの形式で残すことを目的としています。
なお、メッセージに含まれる監査ログは、rdbunlコマンドにより作成されるテキスト形式のアンロードデータと同じ形式です。管理者は、このメッセージを編集してテキストファイルを作成し、管理者の作成した表にrdbsloaderコマンドなどを使用して格納することにより、SQL文によって監査ログの分析を行うことができます。
$ rdblog -M rdb: INFO: qdg13459i: 以下の監査ログが監査ログ表に格納できませんでした "RDBSYS1",0,"M","ROOT",15606,"rdblog","C","2007-04-24 23:59:55",420,"C",0,0, 0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0," "," ","rdblog -M" (システム名=rdbsys1)