ノードを削除する場合の手順を以下に示します。
ここでは、3ノード構成(Capital、Satellite:3、ユーザロググループ:3)から、2ノード構成(Capital、Satellite:2、ユーザロググループ:2)へ変更する場合を例に説明します。
クラスタAPL-A:スタンバイ型のクラスタアプリケーション
クラスタAPL-B:スタンバイ型のクラスタアプリケーション
クラスタAPL-C:スタンバイ型のクラスタアプリケーション
クラスタAPL-D:スタンバイ型のクラスタアプリケーション
クラスタAPL-Z:スケーラブル型のクラスタアプリケーション
操作手順と実行ノード
手順1~4、手順6、手順9~14は、任意のノードで実行してください。
手順5、手順7~8は、書かれているノード上で実行してください。
ノード | ノード1 | ノード2 | ノード3 |
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3 | |||
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14 |
クラスタアプリケーションおよびRMSを停止します。クラスタアプリケーションおよびRMSの停止については、“7.4.28 クラスタアプリケーションの停止”を参照してください。
クラスタアプリケーション(クラスタAPL-Z)の構成情報を変更します。
起動順番(ApplicationSequence)情報から、削除対象のクラスタアプリケーション(クラスタAPL-D)とCapitalシステムのクラスタアプリケーション(クラスタAPL-A)の情報を削除します。詳細については、“C.6.3.3 ApplicationSequenceの設定”を参照してください。
スタンバイ型アプリケーションの登録を変更します。削除対象のクラスタアプリケーション(クラスタAPL-D)とCapitalシステムのクラスタアプリケーション(クラスタAPL-A)の情報を削除します。詳細については、“C.7.1 設定の確認と修正”を参照してください。
ノードの設定を行います。削除対象のノード(ノード3)の情報を削除します。[Machines+Basics(-)]画面で、削除するノードを選択します。
SatelliteシステムのGDSリソース、RDBリソース(rdbsys3)とクラスタアプリケーション(クラスタAPL-D)を削除します。リソースの削除の詳細については、“C.5.3 RDBシステムリソースの選択の終了”の“削除手順”を、クラスタアプリケーションの削除の詳細については、“C.7.1 設定の確認と修正”の“削除手順”を参照してください。
CapitalシステムのGDSリソース、RDBリソース(CAPITAL)とクラスタアプリケーション(クラスタAPL-A)を削除します。リソースの削除の詳細については、“C.5.3 RDBシステムリソースの選択の終了”の“削除手順”を、クラスタアプリケーションの削除の詳細については、“C.7.1 設定の確認と修正”の“削除手順”を参照してください。
ユーザロググループの削除を行う場合は、ユーザロググループを削除します。詳細については、“RDB運用ガイド”を参照してください。
Capitalシステム用のロードシェア構成パラメタファイルのRDBLOGGROUPを編集します。詳細については、“7.4.13 Capitalシステム用のロードシェア構成パラメタファイルの編集”を参照してください。削除したノードおよび削除したユーザロググループにあわせて、ユーザロググループの配置を編集します。編集後は、すべてのCapitalシステムに複写します。
RDBLOGGROUP=(grp1,rdbsys1,rdbsys2,rdbsys3) RDBLOGGROUP=(grp2,rdbsys2,rdbsys3,rdbsys1) RDBLOGGROUP=(grp3,rdbsys3,rdbsys1,rdbsys2)
RDBLOGGROUP=(grp1,rdbsys1,rdbsys2) RDBLOGGROUP=(grp2,rdbsys2,rdbsys1)
Satelliteシステム(rdbsys3)のリソース情報を、クラスタシステムから削除します。
Satelliteシステムを削除するノード(ノード3)で、rdbhsrscコマンドのdオプションを実行します。実行する時には、SatelliteシステムのRDBシステム名(rdbsys3)を環境変数RDBNAMEに指定してください。
# rdbhsrsc -d
リソース情報から正しく削除されたかを、rdbhsrscコマンドのpオプションで確認してください。
# rdbhsrsc -p
Capitalシステム(CAPITAL)のリソース情報からノード(ノード3)を削除します。
Capitalシステム(CAPITAL)が稼動しているノード(ノード1またはノード2)で、rdbhsrscコマンドのdelnodeオプションを実行します。実行する時には、CapitalシステムのRDBシステム名(CAPITAL)を環境変数RDBNAMEに指定してください。
# rdbhsrsc -delnode -n node3RMS
リソース情報から正しく削除されたかを、rdbhsrscコマンドのpオプションで確認してください。
# rdbhsrsc -p
Capitalシステム(CAPITAL)のGDSリソース、RDBリソースと、クラスタアプリケーション(クラスタAPL-A)を作成します。
スタンバイ型のクラスタアプリケーションを作成します。詳細については、“C.3 スタンバイ型のクラスタアプリケーションの作成”を参照してください。
Capitalシステムのリソースを作成します。詳細については、“C.5 RDBシステムリソースの作成”を参照してください。
クラスタアプリケーション(クラスタAPL-A)の構成情報へ、ノードの設定を行います。詳細については、“C.6.2.2 動作ノードの設定”を参照してください。
スタンバイ型のクラスタアプリケーションの登録を変更します。Capitalシステムのクラスタアプリケーション(クラスタAPL-A)を登録します。詳細については、“C.6.3.2 スタンバイ型のクラスタアプリケーションの登録”を参照してください。
クラスタアプリケーション(クラスタAPL-Z)の起動順番(ApplicationSequence)情報を変更します。詳細については、“C.6.3.3 ApplicationSequenceの設定”を参照してください。
クラスタシステム環境設定ファイルの反映をします。詳細については、“C.7 クラスタシステム環境への反映”を参照してください。
クラスタアプリケーションおよびRMSを起動します。クラスタアプリケーションおよびRMSの起動については、“7.4.24 クラスタアプリケーションの起動”を参照してください。