Symfoware/RDBを動作させるために設定が必要なカーネル資源には、以下のものがあります。
共用メモリ資源
セマフォ資源
メッセージキュー資源
これらは、縮退を想定した値を設定してください。
参照
上記のカーネル編集の詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。
ロードシェア運用を行う場合、TCP/IPバッファ資源のカーネル編集も必要です。
TCP/IPバッファ資源の設定方法について、以下に説明します。
TCP/IPバッファ資源のカーネル編集
/etc/sysctl.confファイル内のnet.core.rmem_maxおよびnet.core.wmem_maxパラメタに以下の値を設定してください。
パラメタ名 | 必要数 | 備考 |
---|---|---|
net.core.rmem_max | 10485760 | すでに設定されている値またはデフォルト値と比較して大きい方の値を設定してください。 |
net.core.wmem_max | 10485760 | すでに設定されている値またはデフォルト値と比較して大きい方の値を設定してください。 |
注意
パラメタ値の変更後は“sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、システムを再起動してください。