暗号化機能を利用する場合に、獲得するメモリ量です。
暗号化機能の使用メモリ量の概算は、次の式で見積もってください。
暗号化機能の使用メモリ量 =通信データの暗号化による使用メモリ量 + 格納データの暗号化による使用メモリ量 通信データの暗号化による使用メモリ量 =1.5M +サーバ証明書のサイズ + サーバ秘密鍵のサイズ + (1.2M +サーバ証明書のサイズ + サーバ秘密鍵のサイズ)×コネクション数 格納データの暗号化による使用メモリ量 =データベーススペースのIO方式の暗号化使用メモリ量 + ソート作業域、作業用テーブル域用の暗号化使用メモリ量 + ネットワーク上のデータベーススペース用の暗号化使用メモリ量 データベーススペースのIO方式の暗号化使用メモリ量 = N × (搭載CPU数 × 400KB +3500KB +暗号化指定データベーススペース構成で変動する使用メモリ量) + (1 - N) × データベーススペース用のリーダ/ライタ数 ×3500KB 暗号化指定データベーススペース構成で変動する使用メモリ量 =搭載CPU数 × Σページ長 × 256 ソート作業域、作業用テーブル域用の暗号化使用メモリ量 = ソート作業域、作業用テーブル域用のリーダ/ライタ数 × 6500KB ネットワーク上のデータベーススペース用の暗号化使用メモリ量 = ネットワーク上のデータベーススペース用のリーダ/ライタ数 ×3500KB
サーバ証明書ファイルの大きさです。
サーバ秘密鍵ファイルの大きさです。
RDB構成パラメタファイルのRDBASYNCIOでYESを指定する場合は、Nは1です。
RDB構成パラメタファイルのRDBASYNCIOでNOを指定する場合は、Nは0です。この場合、データベーススペース用のリーダ/ライタ数は、RDB構成パラメタファイルのRDBDBSNUMで指定するリーダ/ライタ数です。
RDB構成パラメタファイルのRDBWKSNUMで指定するリーダ/ライタ数です。
RDB構成パラメタファイルのRDBNETDBSNUMで指定するリーダ/ライタ数です。
暗号化指定ありで作成したデータベーススペースがローデバイス上に存在する場合に見積もりが必要です。
暗号化指定ありのデータベーススペースに割り付いているDSIの指定ページ長の総和です。
暗号化指定のデータベーススペースが以下のように2つ定義されている場合
8Kと4KのDSIが割り付いているDBS1
32Kと8KのDSIが割り付いているDBS2
ページ長の総和は、32Kと8Kと4Kを足して、44Kになります。