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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

C.1.2 フェイルオーバ運用との両立

ロードシェア運用のもう1つの特長は、システム全体として高可用性システムの実現ができることです。

高可用性(高信頼性)

ロードシェア運用では、ノードダウン発生後、業務を秒オーダで再開することができます。ロードシェア運用では、TCP/IPを使用して、運用中にデータベースの更新ログを待機ノードのメモリ上に逐次送信します。切替え事象が発生した場合、フラッシュトリートメントリカバリにより、待機ノードでメモリ上の更新ログを利用して仕掛りデータのリカバリを共用バッファ上で行い、業務の再開を可能とします。データベースへの反映は業務と並行してバックグラウンドで行います。フラッシュトリートメントリカバリの詳細については、“C.4 リカバリ機能”で説明しています。