ロードシェア運用のもう1つの特長は、システム全体として高可用性システムの実現ができることです。
ロードシェア運用では、ノードダウン発生後、業務を秒オーダで再開することができます。ロードシェア運用では、TCP/IPを使用して、運用中にデータベースの更新ログを待機ノードのメモリ上に逐次送信します。切替え事象が発生した場合、フラッシュトリートメントリカバリにより、待機ノードでメモリ上の更新ログを利用して仕掛りデータのリカバリを共用バッファ上で行い、業務の再開を可能とします。データベースへの反映は業務と並行してバックグラウンドで行います。フラッシュトリートメントリカバリの詳細については、“C.4 リカバリ機能”で説明しています。