ホットスタンバイ機能を用いる運用において、プレオープンするDSIの変更手順について、以下に示します。
注意
サブプロシジャの変更情報は、運用系のクラスタアプリケーション側では、クラスタアプリケーションを再起動する(状態遷移の発生)まで有効になりません。フェイルオーバ運用を継続させるためには、サブプロシジャの変更後に、データベースの定義変更により追加したDSIに対して、手動で共用バッファの開設(rdbcrbfコマンド)と、DSIと共用バッファの対応づけ(rdbconbfコマンド)またはDSIのメモリ常駐化(rdbresidentコマンド)を行ってください。なお、フェイルオーバ運用を停止しても特に問題がない場合は、待機系のクラスタアプリケーションの再起動のかわりに、スケーラブル型のクラスタアプリケーションを再起動してください。
DSIをプレオープンしている場合、フェイルオーバ運用中に以下の操作を行うことはできません。
DSIの変更および削除
DSIが配置されているデータベーススペースの削除
DSIの自動拡張の拡張領域の割付け先に指定されたデータベーススペースの削除
上記の定義変更を行う必要が生じた場合は、定義変更を行う前に、ホットスタンバイ機能の利用を解除(rdbhsutyコマンドのmoffオプション)してください。