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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

4.2.1 プレオープンするDSIの変更手順

ホットスタンバイ機能を用いる運用において、プレオープンするDSIの変更手順について、以下に示します。

注意

  • サブプロシジャの変更情報は、運用系のクラスタアプリケーション側では、クラスタアプリケーションを再起動する(状態遷移の発生)まで有効になりません。フェイルオーバ運用を継続させるためには、サブプロシジャの変更後に、データベースの定義変更により追加したDSIに対して、手動で共用バッファの開設(rdbcrbfコマンド)と、DSIと共用バッファの対応づけ(rdbconbfコマンド)またはDSIのメモリ常駐化(rdbresidentコマンド)を行ってください。なお、フェイルオーバ運用を停止しても特に問題がない場合は、待機系のクラスタアプリケーションの再起動のかわりに、スケーラブル型のクラスタアプリケーションを再起動してください。

  • DSIをプレオープンしている場合、フェイルオーバ運用中に以下の操作を行うことはできません。

    • DSIの変更および削除

    • DSIが配置されているデータベーススペースの削除

    • DSIの自動拡張の拡張領域の割付け先に指定されたデータベーススペースの削除

    上記の定義変更を行う必要が生じた場合は、定義変更を行う前に、ホットスタンバイ機能の利用を解除(rdbhsutyコマンドのmoffオプション)してください。