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Symfoware Server V11.0.1 クラスタ導入運用ガイド
Symfoware

3.4.20 クラスタアプリケーションの停止

フェイルオーバ運用を停止するために、クラスタアプリケーションの停止を行います。

クラスタアプリケーションの停止は、以下の手順で行います。

  1. [Cluster Admin]画面を起動し、[rms]タブをクリックします。


  2. [Cluster Admin]画面の“rmsツリービュー”で停止するスケーラブル型のクラスタアプリケーションを右クリックし、ポップアップメニューから[Offline]を選択して停止します。


  3. [Cluster Admin]画面で[ツール]-[RMSの停止]を選択します。


  4. クラスタアプリケーションの停止が正しく行われていることを、各ノードの存在するSymfoware/RDBのメッセージログファイルを参照して確認ください。

注意

RMSの停止を正しく動作させるためには、RMSの停止(hvshut)のタイムアウト時間を変更する必要があります。

RMSの停止のタイムアウト時間が、RDBシステムリソース停止のタイムアウト時間より小さい場合、RMSの停止のタイムアウトが発生することがあります。これにより、RMS管理下にあるRDBシステムリソースが制御を失った状態となり、RDBシステムのプロセスが残ってしまい、RMSが正常に終了できない可能性があります。このため、RMSの停止のタイムアウト時間は、RDBシステムリソース停止のタイムアウト時間より大きな値を設定しておく必要があります。なお、RDBシステムリソース停止のタイムアウト時間のデフォルト値は1800秒です。

RMSの停止のタイムアウト時間は、RMSグローバル環境変数RELIANT_SHUT_MIN_WAITで設定します。RELIANT_SHUT_MIN_WAITの詳細については、“PRIMECLUSTER RMS導入運用手引書”を参照してください。