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Symfoware Server V11.0.0 トラブルシューティング集(データベース簡単運用編)
Symfoware

D.1 無応答状態の対処について

Symfoware Serverが無応答状態になると、Symfoware Serverを使用したアプリケーション、またはRDBコマンドが終了できません。
以下の手順で対処を行ってください。

  1. rdbpdfiコマンドを実行してください。
    rdbpdfiコマンドを実行し、初期調査に必要なファイルを圧縮します。

  2. Symfoware Serverを停止してください。
    停止に時間がかかる場合があります。しばらくお待ちください。

  3. rdbpdfiコマンドで出力されたファイルおよびパフォーマンスモニタのファイルを、コピーしておいてください。調査依頼するときは、この2つのファイルを送付してください。

  4. Symfoware Serverを再起動してください。

rdbpdfiコマンドの実行

rdbpdfiコマンドを実行すると、初期調査に必要なファイルを圧縮します。圧縮されたファイルをコピーしておいてください。

rdbpdfiコマンドの実行環境

rdbpdfiコマンドは、以下の実行環境で実施してください。

  • SolarisLinuxスーパユーザで実行

  • Windows“Administrators”グループに属するユーザで実行

  • 環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定

rdbpdfiコマンドの使用方法

rdbpdfiコマンドの使用方法を以下に示します。

rdbpdfiコマンドの実行

rdbpdfi コマンドを実行します。

SolarisSolarisの場合

# /opt/FSUNrdb2b/sbin/rdbpdfi

LinuxLinuxの場合

# /opt/FJSVrdb2b/sbin/rdbpdfi

WindowsWindowsの場合

<インストール先ディレクトリ>\SFWSV\RDB\sbin\rdbpdfi

出力ファイル

rdbpdfi コマンドを実行すると、初期調査に必要な情報をカレントディレクトリに、以下のファイル名で出力します。

rdbpdfi_data_採取時間情報.pdi

パフォーマンスモニタのファイルの出力先

パフォーマンスモニタは、以下に出力されます。すべてのファイルをコピーしておいてください。

SolarisLinuxSolarisおよびLinuxの場合

データ格納先/SFWD/RDBシステム名/USR/PM

WindowsWindowsの場合

データ格納先:\SFWD\RDBシステム名\USR\PM