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Symfoware Server V11.0.0 トラブルシューティング集(データベース簡単運用編)
Symfoware

3.3.1 rdbpdfiコマンドで初期調査のための情報を採取

rdbpdfiコマンドを実行すると、以下のトラブルの初期調査に必要なファイルを圧縮します。生成されたファイルを調査依頼するときに送付してください。

実行環境

rdbpdfiコマンドは、以下の実行環境で実施してください。

使用方法

rdbpdfiコマンドの使用方法を以下に示します。

Symfoware Serverコアファイル出力の場合

Symfoware Server のコアファイル出力が発生した場合には、以下の手順でrdbpdfiコマンドを実行して情報を採取してください。
複数のコアファイルが出力された場合には、各コアファイルに対してrdbpdfiコマンドを実行し、コアファイルごとの情報を採取する必要があります。

  1. コアファイルのファイル名の確認
    コアファイルのファイル名(絶対パス名)を確認してください。
    Symfoware Server のコアファイルは、以下に出力されます。

    SolarisLinuxデータ格納先/SFWD/RDBシステム名/USR/CORE配下に以下の名前で出力されます。

    core_内部時間情報

    Windowsデータ格納先:\SFWD\RDBシステム名\USR\CORE配下に以下の名前で出力されます。

    core_内部時間情報

    なお、OSのコアファイルの出力規約を変更している場合、コアファイルのファイル名は上記と異なります。以下の方法で確認してください。

    SolarisSolarisの場合

    coreadmコマンドを実行して、コアファイルの出力先、コアファイルのファイル名を確認し、コアファイルのファイル名を特定してください。

    LinuxLinuxの場合

    /proc/sys/kernel/core_patternから、コアファイルの出力先、コアファイルのファイル名を確認し、コアファイルのファイル名を特定してください。

  2. rdbpdfiコマンドの実行
    コアファイルのファイル名(絶対パス名)を指定して、rdbpdfi コマンドを実行します。

    SolarisSolarisの場合

    # /opt/FSUNrdb2b/sbin/rdbpdfi コアファイルのファイル名(絶対パス名)

    LinuxLinuxの場合

    # /opt/FJSVrdb2b/sbin/rdbpdfi コアファイルのファイル名(絶対パス名)

    WindowsWindowsの場合

    <インストール先ディレクトリ>\SFWSV\RDB\sbin\rdbpdfi コアファイルのファイル名(絶対パス名)

  3. 出力ファイル
    rdbpdfiコマンドを実行すると、初期調査に必要な情報をカレントディレクトリに、以下のファイル名で出力します。

    rdbpdfi_data_採取時間情報.pdi