rdbpdfiコマンドを実行すると、以下のトラブルの初期調査に必要なファイルを圧縮します。生成されたファイルを調査依頼するときに送付してください。
Symfoware Serverのコアファイル出力
実行環境
rdbpdfiコマンドは、以下の実行環境で実施してください。
スーパユーザで実行
“Administrators”グループに属するユーザで実行
環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定
使用方法
rdbpdfiコマンドの使用方法を以下に示します。
Symfoware Server のコアファイル出力が発生した場合には、以下の手順でrdbpdfiコマンドを実行して情報を採取してください。
複数のコアファイルが出力された場合には、各コアファイルに対してrdbpdfiコマンドを実行し、コアファイルごとの情報を採取する必要があります。
コアファイルのファイル名の確認
コアファイルのファイル名(絶対パス名)を確認してください。
Symfoware Server のコアファイルは、以下に出力されます。
データ格納先/SFWD/RDBシステム名/USR/CORE配下に以下の名前で出力されます。
core_内部時間情報
データ格納先:\SFWD\RDBシステム名\USR\CORE配下に以下の名前で出力されます。
core_内部時間情報
なお、OSのコアファイルの出力規約を変更している場合、コアファイルのファイル名は上記と異なります。以下の方法で確認してください。
coreadmコマンドを実行して、コアファイルの出力先、コアファイルのファイル名を確認し、コアファイルのファイル名を特定してください。
/proc/sys/kernel/core_patternから、コアファイルの出力先、コアファイルのファイル名を確認し、コアファイルのファイル名を特定してください。
rdbpdfiコマンドの実行
コアファイルのファイル名(絶対パス名)を指定して、rdbpdfi コマンドを実行します。
Solarisの場合
# /opt/FSUNrdb2b/sbin/rdbpdfi コアファイルのファイル名(絶対パス名)
Linuxの場合
# /opt/FJSVrdb2b/sbin/rdbpdfi コアファイルのファイル名(絶対パス名)
Windowsの場合
<インストール先ディレクトリ>\SFWSV\RDB\sbin\rdbpdfi コアファイルのファイル名(絶対パス名)
出力ファイル
rdbpdfiコマンドを実行すると、初期調査に必要な情報をカレントディレクトリに、以下のファイル名で出力します。
rdbpdfi_data_採取時間情報.pdi