同じOS上で動作する現在のバージョンを、新しいバージョンに置き換える場合に行います。
アップグレードインストールの手順を以下に説明します。
注意
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされている場合は、アンインストールと管理(ミドルウェア)を必ず停止した状態でインストールしてください。
インストールは、“Administrators”グループに属するユーザが行ってください。
以下のいずれかの場合は、インストールを行う前に以下のコマンドを実行し、インストールモードへの切替えを行う必要があります。またインストールが終了したあとは、以下のコマンドを実行し、実行モードに切替えてください。
Windows Server(R) 2003またはWindows Server(R) 2008でターミナルサーバをアプリケーションサーバモードでインストールしている
Windows Server(R) 2008 R2またはWindows Server(R) 2012でリモートデスクトップサービスをアプリケーションサーバモードでインストールしている
【インストール前】
CHANGE USER /INSTALL
【インストール後(Windows(R)の再起動前)】
CHANGE USER /EXECUTE
1. サービスの停止
Symfoware Server、WebAdminおよびWebDBtoolsの停止方法について説明します。
WebAdminでSymfoware Serverを停止します。
2. DVDのセット
Symfoware ServerのDVDをドライブにセットします。
3. インストールプログラムの実行
DVDを挿入すると、インストールメニューが表示されるので、[インストール]ボタンをクリックします。
注意
オートランを解除している場合、または動作OSがターミナルサービスの場合には、自動的にインストールプログラムが起動されません。[ファイル名を指定して実行]または[エクスプローラ]から以下のファイルを実行してください。
Z:\autorun.exe
Zには、DVDをセットしたドライブ名を指定してください。
参考
以下の画面と同じ[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[続行]ボタンをクリックして、インストールを継続してください。
画面の指示に従い、アップグレードインストールを実行してください。
4. WebAdmin/WebDBtoolsのセットアップ
アップグレードインストール完了後に、WebAdminおよびWebDBtoolsのセットアップを実施してください。
参照
セットアップの詳細は、“D.3.5 WebAdminのセットアップ”および“D.3.6 WebDBtoolsのセットアップ”を参照してください。
5. サービスの開始
Symfoware Server、WebAdminおよびWebDBtoolsの起動方法について説明します。
以下に、WebAdminのサービスの起動手順を説明します。
[サービス]ウィンドウを表示する
[スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
サービスを起動する
サービス名“Symfoware WAD web”を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。
サービス名“Symfoware WAD ap”を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。
以下に、WebDBtoolsのサービスの起動手順を説明します。
[サービス]ウィンドウを表示する
[スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
サービスを起動する
サービス名“SymfoWARE WDT”を選択し、[サービスの開始]ボタンをクリックします。
WebAdminでSymfoware Serverを起動します。