通信データの暗号化を行う/行わないの変更、サーバ認証を行う/行わないの変更をする場合は、以下の手順で行います。
操作の手順
運用と待機のRDBシステムに対して、以下の手順で作業します。
(1) スタンバイクラス配下の業務を完全に停止します。
(2) スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。
スタンバイクラスのクラスタサービスの停止手順は、
“3.4.14 クラスタサービスの停止”を参照してください。
(3) Symfoware/RDBが正常に停止されたか確認します。
(Symfoware/RDBを配置している各ノードのイベントログおよびメッセージログファイルに、
Symfoware/RDBの停止メッセージが出力されるので、正常に停止していることを確認します。)
(4) 運用と待機のRDBシステムのシステム用の動作環境ファイルを編集します。
システム用の動作環境ファイルの詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。
(5) クライアント用の動作環境ファイルを編集します。
クライアント用の動作環境ファイルの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(共通編)”を参照してください。
(6) スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。
スタンバイクラスのクラスタサービスの起動手順は、
“3.4.18 クラスタサービスの起動”を参照してください。
(7) 業務を再開します。注意
サーバとクライアントで暗号化の指定が矛盾している場合は、エラーになります。
通信データの暗号化を行う/行わないの設定を行う場合は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタと、クライアント用の動作環境ファイルのSERVER_SPECパラメタの指定に矛盾がないことを確認してください。