通信データの暗号化機能を使用してリモートアクセスを行う場合は、以下の設定を行ってください。
通信の暗号化は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタにONが指定されている場合にのみ使用できます。クライアント側では、ConnectionStringプロパティまたは接続文字列ビルダで、encryptキーワードにtrue(RDB2_TCPS連携を行う)を指定します。
サーバのなりすましから守るために、サーバ認証を行う場合は、データベース管理者が配布するCA証明書ファイルを格納し、ConnectionStringプロパティまたは接続文字列ビルダで、cacertfileキーワードに格納先のパスを指定します。
注意
通信内容を暗号化してサーバに接続する設定を行わずに、cacertfileキーワードを指定した場合は、エラーになります。
サーバとクライアントで暗号化の指定が矛盾している場合は、エラーになります。通信内容を暗号化してサーバに接続する設定を行った場合は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタにONを指定してください。
データベース簡単運用では、通信データの暗号化はできません。