.NET Frameworkでは、非接続型データアクセスを実現しているため、通常、トランザクションを意識する必要はありません。
トランザクションを制御する場合は、Symfoware Serverのトランザクションアクセスモード機能と独立性水準機能を利用することができます。トランザクションを制御する場合、独立性水準の指定の優先順位は、以下のとおりです。
メソッドBeginTransaction()のパラメタの指定
tuneparamキーワードの実行パラメタDEFAULT_ISOLATIONの指定
システム用の動作環境ファイルのDEFAULT_ISOLATIONの指定
BeginTransaction()のパラメタ、tuneparamキーワードおよびシステム用の動作環境ファイルで独立性水準を指定しない場合、独立性水準はREAD_UNCOMMITTEDになります。
また、Symfoware .NET Data Providerのコミット制御は、自動コミットです。コミット契機を制御したい場合は、明示的にメソッドを呼び出してください。
参照
トランザクション制御の詳細は、“第5章 APIリファレンス”、およびMicrosoft社のMSDNライブラリを参照してください。