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Symfoware Server V11.0.x WebDBtoolsユーザーズガイド
Symfoware

4.5 wit_logout

説明

WebScriptのセションを終了するためのコマンドです。

パラメタとしてフォーマットファイルまたはURLを指定することで、適切なHTML文書を表示することができます。

パラメタ

WIT_html(省略可能)

フォーマットファイルのファイル名を、アプリケーション環境パラメタformatDirからの相対パスで指定してください。パスの一部として「..」は指定できません。

SolarisLinuxSolaris/Linuxの場合

formatDir = /prj/fmtr
フォーマットファイルの絶対パス:/prj/fmtr/proc/sample.html
指定方法:WIT_html=proc/sample.html

WindowsWindows(R)の場合

formatDir C:\prj\fmtr
フォーマットファイルの絶対パス: C:\prj\fmtr\proc\sample.html
指定方法:WIT_html=proc\sample.html

指定されたフォーマットファイルの処理結果をブラウザに表示したあとに、WebScriptのセションを終了します。

WIT_urlpath(省略可能)
  • URLの絶対パス部分を記述して、文書を指定してください。WebScriptのセションを終了したあとに、指定されたHTML文書を表示します。

そのほかのパラメタ
  • フォーマットファイルを処理する(パラメタWIT_htmlを指定、または環境パラメタlogoutFormatを指定)場合、WIT_html以外のパラメタを指定することができます。指定したパラメタの値は、そのフォーマットファイルの中で参照することができます。

  • パラメタ名、パラメタの指定方法や参照方法は、wit_fmtrコマンドの場合と同じです。

パラメタなしの場合
  • アプリケーション環境パラメタlogoutFormatが指定されている場合は、そのパラメタに指定されたフォーマットファイルが処理されます。その結果をブラウザに表示したあとに、WebScriptのセションを終了します。

    注意

    WIT_htmlとWIT_urlpathの両方が指定された場合は、WIT_htmlが指定されたものとみなされます。

使用例

<A>タグを使用する場合】
フォーマットファイルを指定:
<A HREF="$SYSTEM::LOGOUT?WIT_html=sample.html"> ...</A>

URLを指定:
<A HREF="$SYSTEM::LOGOUT?WIT_urlpath=/web/logout.html">...</A>
<FORM>タグを使用する場合】
<FORM ACTION="$SYSTEM::LOGOUT" METHOD="...">
<INPUT TYPE="hidden" NAME="WIT_html" VALUE="sample.html">
    :
</FORM>

注意

タイムアウトが発生したあとにWebScriptコマンドを実行した場合、WebScriptのセションが終了したことを示すメッセージが、ブラウザに表示されます。