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Interstage Application Server 運用ガイド
Interstage

3.8 リモートデスクトップ接続

Interstage Application Server Standard-J Edition V11以降で、リモートデスクトップ接続が可能となります。

以下の手順で、リモートデスクトップ接続を行います。

  1. マネジメントポータルへWindows Live IDでログインします。

  2. [ホステッドサービス、ストレージアカウント]をクリックします。

  3. [ホステッドサービス]をクリックします。

  4. 該当するホステッドサービスのロール(IAPSWorkerRole)を選択します。

  5. [リモートアクセス]の[有効化]をチェックします。

  6. [リモートアクセス]の[構成]をクリックします。

  7. [リモートデスクトップの資格情報の設定]画面が表示されます。リモートデスクトップ接続を行うための初期値を確認してください。ユーザ名、パスワードは必ず変更し、必要に応じて証明書および有効期限を適宜修正してから、OKボタンを押します。

  8. 接続するインスタンスを選択し、[リモートアクセス]の[接続]をクリックします。

  9. [リモートデスクトップファイルダウンロード確認画面]が表示されます。[開く]ボタンを押すと、リモートデスクトップ接続が開始されます。

注意

  • リモートアクセスの設定を変更すると、ロールの構成変更により、インスタンスの状態が「更新しています」状態に変わります。「準備完了」状態になるまで待って次の操作を行って下さい。

  • パスワードには、ユーザ名を含まない値を設定して下さい。また、ユーザ名とパスワードに大文字・小文字を変えた同じ文字列(ユーザ名にiaps、パスワードにIAps123等)を設定すると、リモートデスクトップ接続ができない可能性があります。なお、OSファミリは、マネジメントポータルで、[デプロイ]-[OSの構成]で指定できます。

  • アプリケーション実行基盤は、以下に展開されます。

    C:\Resources\Directory\<ID>.IAPSWorkerRole.IAPSStorage\F3FMisje6

    <ID>は、アプリケーション実行基盤の配備時に付与されるIDです。管理ポータルでデプロイを選択し、プロパティのIDで確認できます。

  • ローカルストレージのパスは以下の通りです。

    C:\Resources\Directory\<ID>.IAPSWorkerRole.IAPSApplicationStorage

  • Interstage Application Server Standard-J Edition V11以降にて、リモートデスクトップ接続が行えます。Interstage Application Server V1 powered by Windows Azure V1.0.0では、リモートデスクトップ接続は行えません。