本書の目的
本書は、Interstage Application Server Standard-J Edition V11の主な機能について説明しています。
また、Windows Azure環境でJava EE 6アプリケーションを運用するための流れを理解できるよう、簡単なサンプルアプリケーションを用いて環境設定から運用までの操作を説明しています。
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
Java言語に関する基本的な知識
GlassFish v3.1に関する基本的な知識
インターネットに関する基本的な知識
Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows Azure または、Microsoft Windows Azure Platform に関する基本的な知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
第1章 Interstage Application Server Standard-J Edition V11の概要
本製品の特長と主な機能について説明しています。
Windows Azure上に運用環境を構築し、開発したJava EE 6アプリケーションを運用するまでの流れについて説明しています。
作成済みストレージアカウントのアクセスキーの確認方法について説明しています。
登録商標について
Microsoft、Windows Azure、Windows、およびWindows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における米国Microsoft Corporationの商標または登録商標です。
Java、およびすべてのJava関連は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
用語について
本書では開発環境としてInterstage StudioおよびEclipseを、Eclipseと記述しています。
Interstage Studioのディレクトリ構成は、Eclipseのディレクトリ構成と異なる場合があります。
Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows AzureおよびMicrosoft Windows Azure Platformを総称してWindows Azureと表記します。
Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows AzureをFGCP/A5と表記します。
Interstage Application Server V1 powered by Windows Azure V1.0.0ではGlassFish v3.1、Interstage Application Server Standard-J Edition V11ではGlassFish v.3.1.2をベースとしておりますが、本書ではGlassFish v3.1と記載します。
マニュアル内に記載されたURLに関する注意事項
マニュアル内で参照先として記載されたURLは、2012年8月時点のものです。変更される可能性があります。
マネジメントポータルについて
本書では、2012年8月時点でWindows Azureが正式に提供するマネジメントポータルの操作方法を説明しています。操作方法は変更される可能性があります。Microsoft Windows Azure Platformをご利用の場合で、マネジメントポータルにログイン後、"Windows Azure preview portal"が表示された場合、"Preview"ボタンにカーソルを合わせ、"Take me to the previous portal"を押してから操作を行うことを前提としています。また本書では、Fujitsu Global Cloud Platform FGCP/A5 Powered by Windows Azureのマネジメントポータルは日本語、Microsoft Windows Azure Platformのマネジメントポータルは英語の画面で説明しています。
輸出許可
本ドキュメントを非居住者に提供する場合には、経済産業大臣の許可が必要となる場合がありますので、ご注意ください。
著作権
Copyright 2012 FUJITSU LIMITED