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Systemwalker Desktop Keeper V14g 運用ガイド 管理者編
Systemwalker

6.3.2 情報漏洩分析レポートの内容

情報漏洩分析レポートの構成は以下のとおりです。

分類

シート名

説明

概要シート

概要

生成されたレポートの概要が記述されます。

詳細シート

詳細(ファイル持出し)

操作ログごとに各種集計情報(ランキング情報)が記述されます。

詳細(ファイル操作)

詳細(印刷操作回数)

詳細(印刷操作ページ数)

詳細(宛先別メール送信)

対象グループシート

対象グループ

分析対象のログが採取された部門の一覧が記述されます。

生成したレポートファイルや印刷結果のレイアウトは、使用しているMicrosoft® Excelのバージョンやサービスパックによって異なる場合があります。


概要シート

(1)レポートタイトル

  基本情報設定で指定したタイトルが記述されます。

(2)対象

  管理の対象を表示します。常に「管理対象」と表示します。

(3)対象PC台数

  管理対象の全PC台数を表示します。

(4)作成者名

  基本情報設定で指定した作成者名が記述されます。

(5)作成日

  レポート出力を行った日付が記述されます。

(6)分析期間

  基本情報設定で指定した、分析期間を記述します。

(7)承認印欄

  報告レポートとして使用する場合の承認欄です(欄の数は変更できません)。

(8)診断情報:指標値

  全体の操作件数のうち危険操作件数(“(9) 件数割合”の“危険件数”を参照)が占める割合をパーセンテージで示します。

(9)件数割合

(10)指標値推移グラフ

  指標値の推移(過去直近10回分)を折れ線グラフで表示します。
グラフの縦軸は指標値の値です。下端を危険率0、上端を危険率100とします。従って指標値が0に近づくほど望ましい状態と言えます。
横軸に各分析期間の開始日を表示します。横軸で、データのない分析期間は、指標値は100となります。

(11)診断コメント

(12)操作別件数推移

  分析期間で設定した日数分の、各操作件数の推移を、表形式で表示します。
月報の場合は1カ月分、週報の場合は7日分、日報の場合は一日分提示します。
なお、各操作ログ毎に、期間内の最大件数を赤文字で表示します。


詳細シート

詳細シートに出力される情報について、“詳細(ファイル持出し)シート”を例に説明します。
ファイルアクセスなどの他の操作も、同様の形式で出力されます。

ランキング表の各項目の内容は、最大512バイトまで表示されます。

ポイント

UNICODE文字はInternet Explorer®で確認してください

ログデータやユーザー名などにShift JISに対応する字形を持たないUNICODE文字(JIS2004を含みます)が使用されていた場合、レポートではHTMLエスケープ形式で表示されます。
JIS2004を含むUNICODE文字の字形は、Internet Explorer®で以下のHTMLファイルを開いて確認してください。

  • ファイルの場所:レポートファイルの保存先フォルダ配下のHTMLフォルダ

  • ファイル名:レポートファイルと同名(拡張子は“.html”)

このHTMLファイルには、詳細シートに表示されているランキング情報と同じ内容が表示されます(Microsoft® Excel形式ではログ種別ごとに別シートですが、HTMLでは1つのファイルにまとめられています)。
ただし、JIS2004を含むUNICODE文字に対応したフォント環境以外では、正しく表示されません。

同順位があり、表示するデータ数が表示ランキング数の設定値を超える場合は、最大30まで表示します。


(1)グループ別ランキング

  グループ単位での集計結果を、件数の多い順にランキング表示します。また、ランキング上位のグループの操作件数が全体のどれくらいの割合を占めるか、ランキング上位占有率グラフで示します。

(2)端末別ランキング(注)

  端末単位での集計結果を、件数の多い順にランキング表示し、あわせてグラフも表示し、ランキング上位の端末での操作件数が全体のどれくらいの割合を占めるか、ランキング上位占有率グラフで示します。

(3)ユーザー別ランキング

  ユーザー単位での集計結果を、件数の多い順にランキング表示し、あわせてグラフも表示し、ランキング上位のユーザーの操作件数が全体のどれくらいの割合を占めるか、ランキング上位占有率グラフで示します。

(4)端末+ユーザー別ランキング(注)

  端末かつユーザー単位での集計結果を、件数の多い順にランキング表示し、あわせてグラフも表示し、ランキング上位のユーザーの該当端末での操作件数が全体のどれくらいの割合を占めるか、ランキング上位占有率グラフで示します。


注) ランキング項目の“コンピュータ名”と“コンピュータ名+ユーザー名”は、以下の形式で表示されます。

対象グループシート

分析を行った部門情報が出力されます。

(1)レポートタイトル

  “対象グループ”と記述されます。

(2) 対象グループ一覧

  分析対象の部門が記述されます。
グループ名は、ルートからのフルパスで記述されます。
【例】開発部/第三開発課

複数の管理部門が存在する場合は、行を追加して表示されます。
記述される最大部門数は、50000部門です。

対象グループシートの各項目の内容は、最大512バイトまで表示されます。