Systemwalker Desktop Keeper V14.3.0に新しく追加される機能および、変更される機能について説明します。
新しく追加される機能
スマートデバイスにおいて、以下の操作禁止と禁止ログの採取ができるようになりました。
Wi-Fi接続禁止
参照先:運用ガイド 管理者編 “[Wi-Fi接続禁止]タブの設定”、”禁止機能のポリシーの設定“、および”記録機能のポリシーの設定”
Bluetooth接続禁止
参照先:運用ガイド 管理者編 “ [Bluetooth接続禁止]タブの設定” 、”禁止機能のポリシーの設定“、および”記録機能のポリシーの設定”
アプリケーション使用禁止
参照先:運用ガイド 管理者編 “[アプリケーション使用禁止]タブの設定” 、”禁止機能のポリシーの設定“、および”記録機能のポリシーの設定”
スマートデバイスにおいて、以下の操作ログの採取ができるようになりました。
Webアクセスログ
SDカードのマウント/アンマウントログ
SIMカードのマウント/アンマウントログ
Wi-Fi接続ログ
Bluetooth接続ログ
電話発着信ログ
アプリケーション使用ログ
アプリケーション構成変更ログ
参照先:運用ガイド 管理者編 “[各種ログスイッチ(スマートデバイス)]タブの設定”、”記録機能のポリシーの設定”
Webアップロードログで、アップロードファイルのフルパスが取得できるようになりました。
参照先:運用ガイド管理者編 “機能に関する留意事項”
IPv6ネットワーク環境下でも、製品を利用できるようになりました。
対応OSは”【IPv6ネットワーク環境においてSystemwalker Desktop Keeperが動作するOS】”を参照してください。
ただしスマートデバイス(エージェント)についてはIPv6環境に対応しておりません。
バックアップコマンドの種類が増え、管理サーバの保守業務がさらに効率的にできるようになりました。
以下のバックアップコマンドが増えました。
DTKSERVICE
管理サーバのSystemwalker Desktop Keeperサービスの状態表示、停止、起動を行います。
DTKTBLUNLOAD
各ログテーブルの全データを一括で高速バックアップします。
DTKTBLTRUNCATE
各ログテーブルを初期化(全データの削除および拡張済領域の解放)します。
参照先:リファレンスマニュアル “コマンドリファレンス”
変更される機能
USB個体識別機において、管理コンソール上で使用可能なデバイスを選択する際の操作性を改善しました。
管理コンソールの「ファイル持ち出し禁止タブ - USBデバイス個体識別機能詳細設定 - USBデバイス選択画面」において、表示するデバイス情報の絞り込みができるようになりました。
参照先:運用ガイド 管理者編 “[ファイル持出し禁止 - USBデバイス個体識別機能の詳細設定 - USBデバイス選択]画面”
管理者通知のメール通知において、メールのタイトルを編集できるようになりました。
参照先:導入ガイド “管理者通知を設定する”
一覧表示をする画面において、登録上限件数と登録済件数を表示するように改善しました。
【サーバ設定ツール】
画面名 | 表示形式(カッコ内は最大件数) | 最大件数 |
Active Directory連携設定 | 登録数 n件 (最大n件) | 1件 |
サーバ情報設定 | 登録数 n,nnn件 (最大n,nnn件) | 255件 |
管理者設定 | 登録数 n,nnn件 (最大n,nnn件) | 1,000件 |
【リストアツール】
画面名 | 表示形式(カッコ内は最大件数) | 最大件数 |
ログ一覧 | 登録数 n,nnn件 (最大n,nnn件) | 2,000件 |
【管理コンソール】
画面名 | 表示形式(カッコ内は最大件数) | 最大件数 |
USBデバイス登録 | 登録数 nn,nnn件 (最大 nn, nnn件) 該当数 nn,nnn件 (登録数nn, nnn件)※ | 10,000件 |
ユーザーポリシー設定 | 登録済ユーザー数 nnn,nnn件(最大nnn,nnn件) | 100,000件 |
ファイル持出し禁止・ファイルアクセス制御 - 詳細設定 | 登録数 nnn件 (最大nnn件) 登録バイト nnnバイト (最大nnnバイト) | 50件 512バイト |
ファイル持出し禁止・USBデバイス個体識別機能の詳細設定 - USBデバイス選択 | 該当数 nn,nnn件(登録数nn,nnn件) ※ | 10,000件 |
ファイル持出し禁止・ USBデバイス個体識別機能 - 詳細設定 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
印刷禁止 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
ログオン禁止 | 登録数 nn 件(最大nn件) | 12件 |
アプリケーション起動禁止 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
ファイル操作プロセス | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 30件 |
ファイル操作プロセス- 詳細設定(除外フォルダの設定 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
ファイル操作拡張子 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 20件 |
メール送信(除外ドメイン) | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 50件 |
メール送信 - メール添付禁止拡張設定 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
ログフィルタ条件 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 30件 |
画面キャプチャ条件 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 10件 |
URLアクセス禁止 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
FTPサーバ接続禁止 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
Webダウンロード禁止 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
Webアップロード禁止 | 登録数 nnn件(最大nnn件) | 100件 |
※該当数は、検索時に表示されます。またカッコ内は最大数ではなく登録数になります。
暗号化せずにメール原本を保管できるようになりました。
保管時に暗号化する/しないを選択できます。
参照先:運用ガイド 管理者編 “端末動作設定をおこなう”の[メールの原本保管条件設定]
ログ送信時のデータ圧縮
クライアントから管理サーバに送信するデータを圧縮してから送信するようになりました。
参照先:解説書 “関連ソフトウェア”
参考
操作ログについては、すべて圧縮して送信しますが、ファイル送信の場合は、以下の条件で圧縮せずに送信します。
圧縮後、元のファイルサイズより大きくなるファイル
すでに圧縮されているファイルの拡張子
例:zip,lzh,cab,rar,avi,jpg,mp3,aviなど
FTPアップロード、Webアップロードのレポートの出力ができるようになりました。
参照先:運用ガイド 管理者編 “情報漏洩分析レポート”、“情報漏洩分析レポートを出力する”
FTPアップロード、Webアップロードの情報漏洩診断ができるようになりました。
参照先:運用ガイド 管理者編 “ログアナライザで傾向をみる”、“操作別集計結果を表示する”
集計時の絞込条件設定を200件まで設定できようになりました。
参照先:運用ガイド 管理者編 “ログを集計するための準備をする”、“絞込条件を設定する”